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はたらくOGがつながる場へ。第2回「はたらくOG会」開催レポート

2026年3月21日、フェリス女学院大学 山手キャンパスにて、第2回「はたらくOG会」が開催されました。本イベントは、卒業生同士がゆるやかにつながり、それぞれのキャリアや価値観を共有する場として企画されたものです。
当日は少人数での開催となり、一人ひとりがじっくりと言葉を交わせる、落ち着いた時間となりました。

所属部署初の管理職に就くまで──「できるかどうか」とは別の話

ゲストにお迎えしたのは、田上葉子さん(2009年卒)。
「一歩踏み出す勇気は“知ること・つながること”から 〜私らしいリーダーシップ〜」をテーマに、管理職に至るまでのプロセスが語られました。
田上さんが管理職に就いたのは、2022年、36歳・入社14年目のタイミング。
営業現場における女性管理職としては、所属部署で初のケースでした。
当時の心境について、こう振り返ります。
「自分の実力に自信があったわけではないんです。ただ、会社が“やれる”と思って任せてくれるなら、やればいいかなと」「管理職が全員完璧かと言われたら、そんなこともない。いろんなタイプの人がいますよね」“実力があるから引き受ける”のではなく、役割と自分の関係性をどう捉えるか。
その視点が印象的でした。

さらに、「私みたいな管理職がいてもいいじゃないか、と思えたんです」という言葉に、会場からも共感の空気が広がっていました。


人とのつながりが、仕事と自分を支えてくれる

管理職になって実感したのは、「縦・横・斜め」の関係性の重要性だった。
「“人脈”や“ネットワーク”なんていうと、パーティーで名刺を配り歩く…なんてイメージで抵抗がある方もいるかもしれません。でも、そうではなくて“お互い様”の関係性を拡げていくイメージなんですよね。自分の部署で解決できないことがあったときなど、困ったときに相談できる人がいるとすごく助かるし、逆に自分たちの知見をシェアすることで得られる恩恵もあるんです」
「何より、自分が救われます。管理職として、女性として、辛いな、やってられないな~と思う時に、話せる人が近くにも、遠くにもいてくれると心強いもの。この『はたらくOG会』も、まさにフェリス生にとって、そんな場になるのではないでしょうか。
いつもの職場や学校、家庭で固定されている自分の役割から少し離れて、サードプレイス的に、 こうしたOG会のようにゆるやかに集まれる場があればいいなと、私自身は思っています。」
立場やステージが変わりゆく中で、誰しも一度は「このままでいいのだろうか」と立ち止まる瞬間があります。あるいは、大きな挑戦を前に、背中を押してほしい瞬間もあるでしょう。
「はたらくOG会」も、そうした場のひとつになり得るのではないかと語られました。

交流会では、それぞれの「はたらく」を持ち寄る豊かな時間に

後半は、お菓子をいただきながら、参加者同士での交流会タイムへ。
自己紹介では、卒業後の生き方、その中で生じた悩みや想い、自分の選択、さらにこれからの展望など、さまざまな人生模様が描かれます。少人数だからこそ、一人ひとりが自分の言葉で語りあう、味わい深い時間。
今まさに就職活動中の在学生からは、「はたらく」ことを前に自分の想いがわからなくなってしまったと言葉に詰まる場面も。OGからエールや就活のアドバイスが送られ、参加者全員で「はたらく」を見つめる意義深い時間となりました。

はたらくOG会発起人  藤松あや

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