20260224

フェリスチャレンジ制度 「いただきマップ」の振り返り~留学生が見つけた本場の味と、市民の方々との新しい絆~

【代表学生による執筆記事】

港町・横浜には、世界各国の料理店がたくさんあります。しかし、日本風にアレンジされた味ではなく、その国の人が「懐かしい」と感じる本場の味に出会えるお店は、意外と知られていません。
私たちは、プロジェクトチーム「いただきマップ」という名で、それぞれの出身国やルーツを持つ留学生が中心となり、横浜市内で本場の味が楽しめるお店を調査しました。
目指したのは、単なるグルメ紹介ではありません。横浜という広い舞台で、食を通して異文化を理解するきっかけを作ることです。

この活動には、もう一つの大切なテーマがありました。それは、留学生である私たちが「質問する側」になることです。

普段、外国人が日本で生活していると、「どこから来たの?」「○○の料理って辛いの?」「これは○○にもある?」と質問されることばかりです。しかし今回は、私たちがインタビュアーとなり、横浜で飲食店を営む外国人オーナーの方々に「どうして横浜でお店を開いたのですか?」「この料理にはどんな想いが込められていますか?」と問いかけました。
自分たちが主体となって地域の方々と対話をする。この経験は、私たちにとって大きな自信となりました。

私たちは大学の中にとどまらず、横浜市内で開催される様々な地域のイベントに参加しました。自分たちが足で稼いだ取材成果をパネルにまとめ、市民の皆様に直接お届けしたかったからです。
イベント会場には、小さなお子様からお年寄りまで、本当に多くの方が足を運んでくださいました。私たちはブースの前で、取材したエピソードやお店の魅力を懸命に説明しました。「へえ、こんな本格的なお店が近所にあったんだ!」「留学生のおすすめなら間違いないね」と、興味津々で話を聞いてくださる地域の方々の姿を見て、準備の疲れも吹き飛びました。

私たちの言葉と熱意でお店の魅力を伝え、お客様が「今度行ってみるね」と言ってくださった瞬間、新しい交流が生まれたと感じました。

今回の活動を通して、私たちは横浜という街が持つ多様な文化の深さを再発見しました。そして何より、自分から一歩踏み出して「地域」と関わることの楽しさを知りました。
この経験を活かし、これからも留学生ならではの視点で横浜の知られざる魅力を発信し続け、地域社会と大学をつなぐ架け橋になりたいと思います。

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