01from ferris to you

“おたより”

20251117

2003年11月17日に10本の苗が植えられたことを記念して、毎年11月に植樹記念礼拝が行われています。今年は期せずして、礼拝の日に新たな苗の植樹も行われることとなりました。夏の暑さは人間だけでなく植物にとっても過酷なものだったようで、5本の木が夏を経て枯れました。

礼拝は、キリスト教センターのご協力のもとボランティアセンターの学生が奨励、司会、奏楽、聖書朗読、平和の祈り、アンネの日記朗読を担当します。

本日の奨励は、ヨハネによる福音書13章34節「互いに愛し合いなさい」というメッセージをもとに、キリスト教主義教育の中高生時代を振り返り、自身の体験が語られました。アンネの日記は1944年7月15日の「なぜならいまでも信じているからです―――たとえいやなことばかりでも、人間の本性はやっぱり善なのだということを」という箇所が選ばれ、2つのメッセージは平和の祈りの「憎しみがあるところに愛を」という言葉につながり、ひとつの大きなメッセージとなって聴衆の心に響きました。

学生による奨励    
礼拝の様子

礼拝が終わったあとは皆で花壇へ移動し、新しい苗を植え、相澤先生に祝祷を捧げていただきました。アンネのバラ育成プロジェクトの学生は、この1年とても熱心にバラの手入れを続けてきました。来年の春、その日々の努力が実を結び、再びたくさんの花を咲かせてくれるよう、学生と一緒に心をこめてお世話をしていきたいと思います。

新しい苗を植える   
フェリスとアンネのバラ

執筆者:ボランティアセンター N・K

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