20251028

1冊の本から始まる国際協力~STUDY FOR TWOフェリス女学院大学支部スタート

フェリス女学院大学ボランティアセンターでは、学生がやりたいことを実現する活動として2025年度よりボランティアサークル制度を始めました。全学生を対象に募集し、現在3つのサークルが活動をしています。そのうちのひとつ、STUDY FOR TWOフェリス女学院大学支部(以下、SFTフェリス支部)は、古本やCD/DVDのリサイクルを通して得たお金を、途上国の教育支援に寄付するという活動を行っています。

※STUDY FOR TWOは、使い終えた教科書や本を回収し、定価の半額以下で販売することで得た利益をRoom to Readという国際協力NGOを通して途上国教育支援へ寄付している全国組織です。全国で41の大学が参加しています。

https://studyfortwo.org/

SFTフェリス支部による学内での古本回収は10月1日からスタート。回収ボックスが学生ホール、8号館1階ラウンジ、言語センター内、ボランティアセンター内にそれぞれ設置されました。最初はボックス設置の周知が届かずなかなか本が集まりませんでしたが、3週間ほどたってやっと最初の本が回収され、学生メンバーの喜びもひとしおでした。「最初に回収できた本が、合計9冊という予想を超える結果で嬉しかった」「一人ひとりが頑張って時間をかけながら準備してきたものがようやく形になって、努力が報われたと思い嬉しかったです!」

現在、サークルのメンバーは日文2年生の3名。「2年生になって何かやりたい、新しいことに挑戦したい」「一歩を踏み出すきっかけがなかったところ、ボランティアセンターからの募集・声かけがあってやってみようという気持ちになった」「始めてみたら、仲間と話し合いながら思うように活動を進められるところが楽しい。」

 代表の学生は、「ボランティアというと自分を犠牲にしたり、現地に行って活動したり、大変なイメージがあるが、この活動は誰でもできて負担にならないところがいい」と語ります。

 今後の抱負は、学内でのリサイクル活動が軌道に乗ったら、地域に出て行って活動を広めていきたい。地域の中に拠点を作って、古本の回収・販売をしたり、地域の人々と交流をすることを目指して頑張っています。メンバーは常時募集中。

ボランティアセンターN・K

言語センター内
ボランティアセンター前
8号館ラウンジ
ボックス写真
学生ホール内
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