20250804

英語インテンシブ・コース 第三回ファイナル・プレゼンテーション発表会   

2025年7月26日(土)、本学語学履修コースの一つである英語インテンシブ・コースの最後のコースワークとして「第3回英語インテンシブ・コース-ファイナル・プレゼンテーション発表会」を行いました。本発表会は、英語インテンシブ・コースに所属する3年生全員がグループごとに設定したテーマに基づき、プレゼンテーションを行い、コースで養った英語力を発揮する舞台です。
本年度は、オープンキャンパスとの同時開催で行われました。登壇した学生のご家族・ご友人をはじめ、オープンキャンパスに来校された高校生や一般の方々にもご来場いただき、昨年以上の盛況となりました。

発表会は午前10時より、本コースのコーディネーターであるパトリック・ヘラー准教授の開会の辞により始まり、キダーホールとグリーンホールの二会場に分かれて実施されました。グループのテーマは、学生自らが問題意識をもって決定したものです。日常会話を超えて、アカデミックなトピックを英語で調査・分析・考察する力を養うことは、本コースの大きな特徴の一つです。本年のテーマは、現代社会、人種、ジェンダー、環境、ことばに関するものなど、多岐にわたりました。(下記はその一部です。)

・“Safe, Sound, and Supported: Tackling Accidents, Overwork, and Workplace Mental Health”
(「安全、健全、そしてサポートー事故、過重労働、職場のメンタルヘルスへの取り組み」)
・“Beyond “Kawaii” the Power of Japanese “Kawaii” Culture”
(「フェミニズムから見る日本の“かわいい”文化」)
・“Challenging Bias: How Racism and Political Correctness Shape Our World”
(「人種差別とポリコレが形作る現代社会」)
・“Low Self-Esteem in Japan: Toward Self-Love for the Younger Generation”
(「日本人の自己肯定感の低さー若者が自分を好きになる為に」)

発表の後は、小檜山ルイ学長をはじめとする本学教員より講評をいただき閉会となりました。

本コースでは、英語力とともに、情報収集・整理力、企画・実行力、協調性、自主性を養うことも目標としています。発表会を来年に控えた2年次の英語インテンシブ・コース生も加わり、コース生が一丸となって、準備から司会、進行までを担いました。最後の大舞台に至るまでの2年間の道のりは決して容易なものではなかったと思いますが、発表を終えた後の一人ひとりの笑顔には、大きな達成感と自信を感じることができました。
酷暑の中、ご来場いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。

フェリス女学院大学
英語教育運営委員会


【発表会を終えて3年生からのコメント】
・インテンを通して得ることができたたくさんの出会いや経験が宝物です。
「こんな自分でもできるかな…」とビクビクしながら、インテンの希望を出した自分を褒めてあげたいくらい、かけがえのない2年間を過ごすことができました。
これからインテンでの経験を活かして、各々の分野でクラスメイトたちが活躍する姿を見るのが楽しみです!

・当日はとても緊張しましたが、胸を張って楽しく発表することができました。
長いようで、あっという間に過ぎ去っていったインテンの締めくくりとして、思い出に残る素敵な日となりました。インテンで出会った全ての友達、そして先生方に感謝です!ありがとうございました!

・今回半年という期間で20分間のプレゼンを準備して望みましたがとても楽しかったので体感は一瞬でした!


【当日運営や見学にきた2年生からのコメント】
・初めてこのようなイベントのお手伝いをさせていただいたのですが、司会の役割をしながら実際に先輩方の発表を見ることもできて、来年私も先輩方のような発表ができるように頑張ろうと思えました。

・3年生の先輩方の発表は、すごく理想的でした。特にプレゼンテーション後の質疑応答の時間では、英語で的確に答えることができていて、感動しました。私も先輩方のように自信を持って自分の意思を伝えられるようになりたいと思いました。来年の発表に向けて、英語学習へのモチベーションにもなりました!

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