20250701

6月26日(木)に文学部コミュニケーション学科2年生の科目「コミュニケーション学探求13」において、神奈川障害者職業センターより障害者職業カウンセラー2名がお越しくださり、ご講話いただきました。グローバル教養学部心理コミュニケーション学科の1年生も有志で参加し、関心のある分野や進路について理解を深める機会となりました。


講義では、センターの支援内容や理念・目的、求職者や企業への支援の流れに加え、障害者職業カウンセラーとして大切にされている視点や、ゲストご自身のキャリアについてもお話しいただきました。
学生たちは、求職者にとって資格やスキルも大切ではあるものの健康管理や自己理解が職業生活の土台になること、また、就職後の定着支援も重要な業務であることなど、多くの学びを得ていました。心理支援が公認心理師や臨床心理士のみによるものではないことや、理論に基づいた専門的支援のあり方にもふれ、メモをとるなどして熱心に聴講していました。
現場でカウンセラー職として働く方々の業務内容や思い、お考えを知ることができたこの講義は、学生たちにとって将来の進路や自身の学びを考えていくための貴重な機会となりました。
お忙しい中ご来校いただき、温かく、丁寧にお話しくださった神奈川障害者職業センターの皆様に、心より御礼申し上げます。
執筆者:グローバル教養学部心理コミュニケーション学科准教授・大上真礼