20250609

2025年5月26日、国際交流学会では、公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会推進戦略室長の脇坂隆一様による講演会を開催しました。
2027年3月から9月に横浜市で開催される「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」は、1990年の大阪「花の万博」以来、日本で37年ぶりとなるA1クラスの国際園芸博覧会です。会場は横浜市の旧上瀬谷通信施設で、博覧会区域は約100haにも及びます。
GREEN×EXPO 2027のポスターを横浜市内の駅などで見かけるようになりましたが、内容を知っている人はまだ多くありません。脇坂様による講演では、GREEN×EXPO 2027の目的や魅力についてお話しいただきました。
GREEN×EXPO 2027のテーマは「幸せを創る明日の風景」で、自然との調和や、農と緑による共存、新産業の創出、連携による課題解決の4つのサブテーマが掲げられています。この博覧会は、持続可能な社会の実現や多文化共生の推進を目指し、横浜から世界へ新たな「グリーンシティ」のモデルを発信することを目的としています。

具体的な中身はこれから発表されるものも多いのですが、日本庭園や江戸時代の園芸文化を伝える展示、各国政府の出展などが計画されているそうです。自然を生かした花いっぱいの会場となるでしょう。
質疑応答では、講演会に参加した約200名の学生から、GREEN×EXPO 2027が伝えようとしている日本の文化、日本以外の参加国について、開催による交通への影響、マスコットキャラクターについて、そして実際に GREEN×EXPO 2027に行く場合の注意点についてなどたくさんの質問が出ました。
GREEN×EXPO 2027まで、あと2年。未来の緑と花の祭典に、今から心が躍ります。