20250423

フェリスには、様々な留学制度があります。
今回紹介する海外語学研修は、夏季及び春季休業期間中に2~4週間程度の日程で毎年実施される短期研修です。英語圏だけでなくフランス、ドイツ、スペイン、中国、韓国の協定校等で実施される語学実習と現地実習があります。語学実習は、語学プログラムの受講に加え週末は現地学校主催のアクティビティにも参加が可能です。現地実習は、語学習得が目的の科目から、担当教員の専門領域を現地で学ぶ実習科目など、バラエティーに富んだ科目が用意されています。どちらも、成績によって単位が修得できます。 毎年80名程度がこの制度を利用して留学を実現しています。
文学部コミュニケーション学科 2022年入学 A・S
留学先:ビクトリア大学(カナダ)
留学期間:2025年2月~2025年3月
私が今回参加した理由は、高校時代から抱いていた「留学に挑戦したい」という夢を実現させたかったです。高校時代は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、大学3年生となり、自分の本当にやりたかったことを見つめ直した結果、留学への思いをいま行動に移さなければ後悔すると感じ、参加を決意しました。
留学の目標は3つです。1つ目は「語学力の向上」です。これまで英語を学んできましたが、十分に伸ばせなかったため、現地で積極的に学び自信をつけたいと考えました。2つ目は「自分の殻を破る」です。消極的な性格を克服し、自ら行動し成長したいと考えました。3つ目は「異文化理解」です。現地の人々と交流し、新たな価値観を学び、視野を広げたいと考えました。
留学を通じて、英語を話すことに対する抵抗感がなくなり、拙い英語でも伝えようとする姿勢が大切だと実感しました。正しい文法や発音だけがすべてではなく、まずは相手に伝わるかどうかが重要だと気づきました。また、店員さんや街の人々の気さくで親切な態度も印象的でした。自然体で接してくれる温かい雰囲気が心地よく、その土地ならではの魅力を感じました。
留学前は職種が定まらず、将来自分が何をしたいのかも決まっていませんでした。しかし、留学を通じて日本とは異なる心地よさを感じ、海外と関わる仕事に就きたいと強く思うようになりました。そのためにも、資格の取得や英語学習を継続しようと考えています。