20241121
11月19日の学内礼拝は、アンネのバラの苗10本が、21年前にこの緑園キャンパスに植樹されたことを記念して行われる「アンネのバラ植樹記念礼拝」でした。長きにわたってこの礼拝が守られていることは大きな恵みです。この伝統がいつまでも続くことを祈らずにはいられません。
礼拝は毎回、ボランティアセンターの学生が、宗教センターのご協力のもと、奨励、司会、奏楽、聖書朗読、平和の祈り、アンネの日記朗読を担当します。
本日の奨励は、「音楽をとおした周りの環境への感謝」というテーマで行われました。クラシック音楽を学ぶなら本場のヨーロッパなどの海外で学ぶことが最適、と考えていたが、教職課程で音楽教育を学んだり、演奏ボランティアとして高齢者施設などで演奏を重ねる中で、日本の音楽の多様さ、豊かさに気づいた、というお話でした。お話は次のような言葉で締めくくられました。
「日常にある小さな支えや恵みに目を向け、それに感謝することで、自分の存在が多くの人や出来事に支えられていると気づきます。この感謝の気持ちが、さらに大きな挑戦や新しい出会いにも向かう力となり、その先へ進んでいくための確かな基盤を築くのです。」
小さな変化の積み重ねが大きな成長へとつながることを、改めて感じさせてくれる礼拝となりました。