20241018

企業見学会 日本航空株式会社を訪問しました!

9月18日(水)、日本航空株式会社(本社・東京都品川区)のご協力を得て、学生が東京・羽田空港のオペレーションセンターとJALスカイミュージアムの見学を行いました。

本学は航空業界への就職を希望して入学する学生も多く、昨年度は過去最高となる延べ74人が内定をもらうなど、その業界で働く学生が増えています。本学は航空業界を志望する学生に、これまで蓄積したノウハウや卒業生の情報を提供し、進路決定の手助けとなるような取り組みを強化しています。今回の見学会もこうした取り組みの一環で、卒業生も多く在籍する日本航空の全面協力のもと、希望した学生約30人(学部1~3年、大学院1年)が参加しました。

最初に訪れたのは羽田空港第1ターミナルにあるオペレーションセンター。
普段は入ることのできない、客室乗務員や運航乗務員の皆様が出発前に様々な情報交換を行うブリーフィングエリアに入り、実際に働く姿を見学することができました。
客室乗務員のブリーフィングエリアは、安全運航と機内サービス充実のため、出発便ごとに集まり、事前のミーティングを行うエリア。客室乗務員の要望に応えるカウンター窓口や欠員などの際に対応する客室乗務員が待機するスタンバイエリアなどが設けられています。驚いたのは室内に搭乗口のドアが設置され、いつでも操作の反復練習ができるようになっていること。私たち乗客が移動における安全かつ快適な空の旅を経験できているのはワンチームの運航体制にあることを強く認識することができました。

次に見学したのは運航乗務員のブリーフィングエリア。このエリアでは空港内の状況や行き先の空港までの状況を網羅できるシステムと人的なバックアップ体制が敷かれ、本社のシステムとも連携して運航を行います。空港全体のオペレーションを支える部門の見学では、航空会社として取りうる最善の手段を細やかに講じている状況に、旅客機一便一便が毎日安全かつ定時運航する難しさを学び、学生もしきりにペンを走らせていました。

午後は羽田空港に隣接するJALスカイミュージアムに移動。現在も乗務する社員の方から客室乗務員の業務に関してのレクチャーを受けました。客室乗務員の主な任務である「保安」と「サービス」のバランス、乗務とオフの過ごし方など、ネットだけでは知ることのない業務の側面を解説いただき、将来に対する職業イメージを形づくることができました。

格納庫見学では、ヘルメット姿の学生が目前に現れた巨大な飛行機の姿に圧倒された様子。解説していただく社員の方々の膨大な知識量に学生たちは驚きながら、航空業界を総合的に学ぶにあたり、現地で本物に触れる機会の重要性を再認識しました。

今回の見学を通じて、日本航空株式会社をはじめとする航空各社が、安全かつ定時運航を実現するために様々な努力をワンチームで実践していることを学びました。
本学もまた、航空業界に貢献できる「先を見通す力」を持つ人材の育成に向け、全力で取り組んでいきます。

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