20241017

海外語学実習(フランス語)

フェリスには、様々な留学制度があります。
今回紹介する海外語学研修は、夏季及び春季休業期間中に2~4週間程度の日程で毎年実施される短期研修です。フランス、ドイツ、スペイン、中国、韓国各国の協定校で実施される語学実習と現地実習があります。 語学研修は、文化体験、交流体験等も取り入れた研修です。
語学科目として実施され、全学部・全学科の全学年を対象とした研修です。 現地実習は、各学科の専門科目として開講されます。語学習得が目的の科目から、担当教員の専門領域を現地で学ぶ実習科目など、バラエティーに富んだ科目が用意されています。どちらも、成績によって単位が修得できます。
毎年80名程度がこの制度を利用して留学を実現しています。
今回は音楽学部2年生のフランス 西部カトリック大学への留学体験談を紹介いたします。


音楽学部音楽芸術学科 2023年入学 S・R
留学先:西部カトリック大学
留学期間:2024年8月~2024年8月

私は①日常生活の言葉のやり取りをフランス語で出来るようになること②帰国後フランス語の能力が確実に上がるようにすること③初めてのフランスを肌で感じ、その魅力を再認識することの3つの目標を掲げ留学に参加しました。その目標を全て達成することができたと感じており、達成感を得ています。
授業では、先生が平易な表現やジェスチャーで解説してくださり、更に授業後にWordで作成した板書を資料掲示してくださったため、すぐ復習が出来て理解促進に繋がりました。授業では教科書を2冊用い、毎回課題が出ましたが、負担にならないちょうど良い量の課題でした。

生活面では、寮での暮らしに慣れないこともありましたが1人部屋で1人の時間をつくることができ、また他の大学の学生との生活も楽しく過ごすことができました。   
アンジェはとても良い街で、放課後や休日に散策に出かけました。中でもユネスコ世界遺産に登録されているアンジェ城を毎日拝むことが出来る(通学中に通るため)ことはありがたく、他にも美術館はどこでも26歳まで無料、教会もパン屋もたくさんあり、ずっと住みたいと思えるような街でした。現地での買い物が1番の会話練習の場となり、日常会話をほとんど使えるようになりました。
4週間とは思えないほど毎日濃い経験を得られたことに改めて感謝しています。終わってほしくない反面、期限付きだからこそ集中して過ごせたのではないかと思います。予想以上に楽しくいつまでも余韻に浸っていられるような研修だったため、この研修があって本当に良かったと思います。

scroll to top