20241015
フェリスには、様々な留学制度があります。
今回紹介する海外語学研修は、夏季及び春季休業期間中に2~4週間程度の日程で毎年実施される短期研修です。フランス、ドイツ、スペイン、中国、韓国各国の協定校で実施される語学実習と現地実習があります。 語学研修は、文化体験、交流体験等も取り入れた研修です。
語学科目として実施され、全学部・全学科の全学年を対象とした研修です。 現地実習は、各学科の専門科目として開講されます。語学習得が目的の科目から、担当教員の専門領域を現地で学ぶ実習科目など、バラエティーに富んだ科目が用意されています。どちらも、成績によって単位が修得できます。
毎年80名程度がこの制度を利用して留学を実現しています。
今回は文学部英語英米文学科2年生のイギリス カンタベリークライストチャーチ大学への留学体験談を紹介いたします。
文学部英語英米文学科 2023年入学 K・N
留学先:カンタベリークライストチャーチ大学
留学期間:2024年8月~2024年9月
私はヨーロッパへの憧れや興味があり、イギリスでの短期研修に参加しました。最初は、文化や環境が異なる中で三週間過ごすことができるのか、現地の人々と上手くコミュニケーションがとれるか不安でした。現地で誰よりも多く会話を交わしたのはやはりホストファミリーで、最初のうちは会話がぎこちなく、満足に話すこともできなかったものの、日に日に話す機会を増やしていくことができました。会話を通してたくさん語彙が増え、流暢に話せるようになったわけではありませんが、拙い英語ながらにコミュニケーションをとり、文化の異なる人と話す楽しさを噛みしめました。
しかしながら、もっと自分がたくさん英語を話すことができれば、もっとたくさんのコミュニケーションがとれただろうと思うもどかしさもありました。そのため、英語学習に対する意欲は以前よりも向上しました。自分が英語を何に使いたいのか、どう勉強するべきなのかの指針を決めるためにも、今回の留学は良い経験になりました。
言語はもちろんのこと、食べ物、建物の違いも感じることができました。食べたことのない食べ物や、乗ったことのない乗り物、日本ではみることのできない建造物、世界遺産など、多くの文化、国の世界観に浸ることができました。これらの経験すべてがわたしにとってはカルチャーショックで、思い出の中でいつまでも色褪せずに残すことができる宝物です。不安を抱えながらも行った留学でしたが、思い返してみれば楽しかった、嬉しかった思い出のほうが多く、長いようで短い有意義な三週間でした。