01from ferris to you

“おたより”

20241003

フェリスには、様々な留学制度があります。
今回紹介する海外語学研修は、夏季及び春季休業期間中に2~4週間程度の日程で毎年実施される短期研修です。フランス、ドイツ、スペイン、中国、韓国各国の協定校で実施される語学実習と現地実習があります。 語学研修は、文化体験、交流体験等も取り入れた研修です。
語学科目として実施され、全学部・全学科の全学年を対象とした研修です。 現地実習は、各学科の専門科目として開講されます。語学習得が目的の科目から、担当教員の専門領域を現地で学ぶ実習科目など、バラエティーに富んだ科目が用意されています。どちらも、成績によって単位が修得できます。
毎年80名程度がこの制度を利用して留学を実現しています。
今回は国際交流学部2年生のオーストラリア グリフィス大学への留学体験談を紹介いたします。


国際交流学部国際交流学科 2023年入学 S・K
留学先:グリフィス大学
留学期間:2024年8月~2024年9月

本実習を通じて感じたことは、オーストラリアの環境問題に対する意識の高さです。私が受講していた授業では環境問題に関連した題材を扱っていました。知らない単語も多くやりがいを感じていた反面、環境問題に関連した単語を覚えて、日常生活で役に立つのだろうかと疑問に思っていました。

しかし、実習ツアーとして訪れた動物保護園や国立公園、また、ホストマザーとの会話、日々の生活の中でも環境問題について考え、話す機会が多くありました。この理由として、オーストラリアが自然豊かな国であることに加えて、オーストラリア人が日々環境について考える機会があることが挙げられると考えました。また、オーストラリアのニュース番組では森林破壊や天候、再生可能エネルギーといった環境に関連する話題が多かったように思います。日本は先進国の中でも3Rや植樹を積極的に行っており、環境保全への取り組み意識が高いと思っていましたが、今回の実習を通してオーストラリアに比べればまだまだだと感じました。

学習面において、留学が初めてでも安心して学べる場所でした。日本人の割合が多く、もしついていけなくなっても日本語で相談することができます。ホームステイ先でも意思疎通ができないといったことはなく、分からない単語も言い換えて話してくれるため、すぐに環境に慣れて気楽に英語を話すことができました。授業中にも沢山英語を話す機会があるため、十分英語力は伸びます。
わからないものはわからないと伝える、文法を間違えていても発言するということを意識することで自信がつきました。知識は多少あるけれど話せる自信がない、私のような人にはぴったりの実習だったと感じました。

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