01from ferris to you
“おたより”
20241002
フェリスには、様々な留学制度があります。
今回紹介する海外語学研修は、夏季及び春季休業期間中に2~4週間程度の日程で毎年実施される短期研修です。フランス、ドイツ、スペイン、中国、韓国各国の協定校で実施される語学実習と現地実習があります。 語学研修は、文化体験、交流体験等も取り入れた研修です。
語学科目として実施され、全学部・全学科の全学年を対象とした研修です。 現地実習は、各学科の専門科目として開講されます。語学習得が目的の科目から、担当教員の専門領域を現地で学ぶ実習科目など、バラエティーに富んだ科目が用意されています。どちらも、成績によって単位が修得できます。
毎年80名程度がこの制度を利用して留学を実現しています。
今回は文学部コミュニケーション学科2年生の韓国 梨花女子大学への留学体験談を紹介いたします。
文学部コミュニケーション学科 2023年入学 Y・K
留学先:梨花女子大学
留学期間:2024年7月~2024年8月
韓国語能力の向上と様々な国の人との交流を目標に研修に参加しました。
韓国語能力の向上に関しては、韓国語を韓国語で学ぶ集中的な授業を通してかなり実力がついたと感じます。日本で学ぶより、語彙や単語が会話を通してスムーズに頭に入ってくる感覚があり、韓国語で相手に伝えなければいけないプレッシャーが実力の向上につながったのだと思います。
もう一つの目標である異文化交流においても、同じ韓国語レベルの人で構成されたクラスであったため、国籍が異なっていてもお互いに工夫しながら韓国語でコミュニケーションを取り合い、仲良くなれたことは一生の思い出になりました。自分から積極的に声をかけて、お互いの違いや共通点を探すことで、慣れない場所でも楽しくコミュニケーションをとることが出来るということを学びました。
また、プログラムには「トウミ」という制度があり、韓国人の方が1対1で私たちの留学生活や、勉強を助けてくれる制度があります。私はそこで出会った1つ年上のお姉さんと友達になれたことがとてもうれしかったです。おしゃれなカフェで一緒に勉強し、美味しいごはんを食べ、話をする時間はこの留学生活で一番の思い出でした。授業では習えないような韓国の若者文化や会話などを知ることができ、反対に日本の文化も知ってもらいながら韓国語で話す能力を高めることができました。テスト前に夜遅くまで勉強に付き合ってもらったことを初め、感謝の気持ちで沢山の日々でした。
研修を通して、韓国語を学ぶ意味や目標も変わったため、これからの残りの学生生活でより意欲的に韓国語を学んでいきたいと思います。