20241001

海外語学実習(スペイン語)

フェリスには、様々な留学制度があります。
今回紹介する海外語学研修は、夏季及び春季休業期間中に2~4週間程度の日程で毎年実施される短期研修です。フランス、ドイツ、スペイン、中国、韓国各国の協定校で実施される語学実習と現地実習があります。 語学研修は、文化体験、交流体験等も取り入れた研修です。
語学科目として実施され、全学部・全学科の全学年を対象とした研修です。 現地実習は、各学科の専門科目として開講されます。語学習得が目的の科目から、担当教員の専門領域を現地で学ぶ実習科目など、バラエティーに富んだ科目が用意されています。どちらも、成績によって単位が修得できます。
毎年80名程度がこの制度を利用して留学を実現しています。
今回は音楽学部3年生のスペインサラマンカ大学への留学体験談を紹介いたします。


音楽学部音楽芸術学科 2022年入学 K・N
留学先:サラマンカ大学
留学期間:2024年7月~2024年8月

スペインで過ごした1か月間は、自分の持っていた「当たり前」の感覚を根底から覆されるような刺激的な時間でした。気候、生活習慣、国民性、目に映る景色の何もかもが新鮮で驚きの連続でした。そして、その魅力に心を奪われ、日本への帰国が惜しくなったほどです。

正直、渡航する前までの私のスペイン語学習は不十分だったと思います。楽観的な私は、基礎的な単語も身についていないまま異国の地スペインに飛び込みました。ですが、現地の語学学校では毎日しっかりと学び、積極的に授業内での質問や発言を繰り返すことで最後には優秀な成績をおさめることができました。私は言語の壁を持ち前の明るさとポジティブ思考で乗り越え、そのうえスペイン語の能力も向上させることができたため、今回の留学は大成功だったと思います。

語学学習以外の観点でいうと、自分が圧倒的にアウェーな環境におかれたとき、どのように立ち振る舞うかを知ることができ、これは就職活動における自己分析に繋がるものと考えています。今回の留学を通じて、あらゆる選択肢はすべて自分の糧になると、身をもって実感することができました。

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