1月16日(火)、緑園キャンパス体育館で、スポーツ実習「カラリパヤット」の公開パフォーマンスを行いました。履修した学生が、13週にわたる授業で学んだ演舞を披露しました。

カラリパヤットはインドのケーララ州で生まれた古武術です。戦士の身体訓練として発達し、現代では欧米のダンサー、俳優、格闘家の中にはこれをトレーニングの一環に取り入れる人もいます。フェリスでは「フェリス流カラリパヤット」と名付けています。音楽にあわせグループごとに楽しみながら心と体を健康にすることができるのです。

学生は「プータラ」とよばれる女神の祭壇の方を向き、先生である「師匠」の声に合わせて動きます。ただし、このプータラは現地にしか存在していないため、公開パフォーマンスではシヴァ神をプータラに見立てました。パフォーマンス直前は何回も動きを確認するなど、緊張した様子でしたが、本番は堂々とした動きを披露。型と型をつなぐ間の動きも美しくみえ、フェリスの体育館でインドの風を感じることができました。

来場した方からは
「神聖な感じがした」
「片足で回転する部分が難しそうにもかかわらず、バランスをとりながら回転していてすごかった」
「指先や足がしっかり伸びていて綺麗だった」
「自分もやってみたくなった！」
など嬉しい感想をいただきました。
スポーツ実習は来年度も開講予定です。カラリパヤットを大学で学べるのは“超レア”なことですので、少しでも興味を持った方はぜひ履修してみてください。
意欲ある学生の履修をお待ちしています！