20231222

フェリスチャレンジ制度 メディアアート展「Lagoooon」の振り返り

【Ferris Art Lab.に参加した学生による執筆記事】

2023年12月14日(木)〜17日(日)の期間、Art Gallery OWL(石川町)で開催されたメディアアート展「Lagoooon」を振り返ります。

この展覧会は、フェリス女学院大学/ 大学院に在籍する学生で構成されるFerris Art Lab. が主催し、「2023年度フェリスチャレンジ制度」に採択された企画です。企画の立案から作品制作、実施、報告まで全て所属する4人で行いました。

タイトルの”Lagoooon”という名前は、”lagoon” (外海から隔てられた水深の浅い水域)に由来し、来場者がメディアアートの世界に初めて触れるきっかけや入口となるような展覧会のことを意味しています。私たちは、大学や大学院でメディアアートやサウンドデザインを学び、3Dプリンタなどの先端技術を駆使して、展示を行いました。

以下、実際の展示作品をご紹介します。

井出 萌絵香(音楽学部 4 年)《私の孫はわんちゃん。》
柿川 穂香(音楽学部 3 年)《砂上の楼閣》
常盤 優菜(音楽研究科1 年)《比聴機》
星 杏優菜(音楽研究科1年)《日々溶け・日々の残像》

展覧会には100名以上の方にお越しいただきました。アンケートでは、「”メディアアート”という言葉を初めて知った。自分の生活の中に、身近にあるものだと理解できた。」「制作者が日常の中で何を感じ、何を伝えたいのかをメディアの中で感じとることができ、とてもおもしろかった。」「日常と近くにあるものが多く、想像していたより親しみやすかった。”メディアアート”の幅広さを知れたので、メディアアート関連のイベントにより一層興味が湧いた。」「自分もメディアアート制作に挑戦してみたいと思った。」などのコメントをいただきました。

また、16日には制作者によるガイドツアーを実施し、7名の参加者と共に作品の制作過程で苦労した話を共有したり、質問に対して答えることを通じて交流を深めました。作品パーツのプレゼントも行うなど、来場者とのコミュニケーションを楽しむことができました。


展覧会特設ページでは、会場の様子や作品の詳細を随時更新していきます。
ご興味のある方はぜひご覧ください:https://lagoooonexhibition.wixsite.com/lagoooon

Ferris Art Lab.

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