20231108
フェリスには、様々な留学制度があります。
今回紹介する海外語学研修は、夏季及び春季休業期間中に2~4週間程度の日程で毎年実施される短期研修です。フランス、ドイツ、スペイン、中国、韓国各国の協定校で実施される語学実習と現地実習があります。 語学研修は、文化体験、交流体験等も取り入れた研修です。
語学科目として実施され、全学部・全学科の全学年を対象とした研修です。 現地実習は、各学科の専門科目として開講されます。語学習得が目的の科目から、担当教員の専門領域を現地で学ぶ実習科目など、バラエティーに富んだ科目が用意されています。どちらも、成績によって単位が修得できます。
毎年80名程度がこの制度を利用して留学を実現しています。
今回は国際交流学部4年生のサラマンカ大学(スペイン)への留学体験談を紹介いたします。
国際交流学部国際交流学科2020年入学 K・I
留学先:スペイン サラマンカ大学
留学期間:2023年7月~2023年8月
初回の授業のスピードや先生の話す速さに圧倒され、初めの1週間はスペイン語を聞きたくないと思うときもありました。知っているスペイン語を使いながら思いを伝えようとするクラスメイトの姿勢に感化され、習いたての単語や表現を積極的に使いながらコミュニケーションを取りました。スペイン語に囲まれた環境で過ごしていくうちに耳も慣れ、なんとか授業について行けるようになりました。授業では間違えてもいいからとにかく発言をすることを心がけていました。ホームステイ先では、ジェスチャーを使いながら話したり、ゆっくりと喋ってもらう事で大きなストレスにならずコミュニケーションを取ることができました。
研修の目標の異文化適応力を養うことについて、自分が思っていた以上に異文化に馴染むことができたように実感しています。3 週間という短い期間ではありますが、語学力の向上はもちろん、歴史ある美しい街で優しい人たちに囲まれながら恵まれた環境で有意義に過ごせました。