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“おたより”

20230622

アジア学院スタディツアー:~「共に生きるために」

6月10日(土)、11日(日)の1泊2日で、宗教センター・国際センター・ボランティアセンター合同プログラム「アジア学院スタディツアー」を実施し、9名の学生が参加しました。

アジア学院は、有機農業を通してアジア・アフリカの農村コミュニティリーダーの研修を行う学校です。2023年度は、15か国から集まった研修生約30名が、4月~12月の9か月間の研修に参加しています。アジア学院のモットーは、「共に生きるために」、英語ではThat we may live togetherです。「Foodlife(アジア学院の造語)」「Servant leader」「Community of learning」の3つを柱とした学びが、座学と有機農業実習、共同生活において展開されています。

スタディツアーのプログラムの内容は、「オリエンテーション」「キャンパスツアー」「夕食(バーベキュー)」「朝食(研修生と)」「Foodlifeのお話」「昼食(スパイスカレー作り)」などです。2日間と短い時間でしたが、学生は学院内で生産された野菜や家畜から食事を作ること、将来母国で農村の指導者となる研修生との交流を通じて、「SDGs」、「持続可能な社会」の理解を深めるきっかけとなったようです。

参加した学生の感想を以下に紹介します。
・アジア学院は90%以上が自給自足の循環型社会。私たちはスーパーに並ぶ食材を当たり前のように食べているが、それは決して当たり前ではないと気づかされた。
・自然に触れることができ、食のことやいのちの大切さ、共に生きることについてたくさんのことを知ることができた。
・英語力が足りず、あまり話せなかったのが心残りだったが、アジア学院の研修生やボランティアの皆さんが私のことばを理解しようとしてくれていたことが嬉しかった。
・アジア学院の研修生の背景(社会背景、国でどのようなリーダーなのか、など)を自分でも調べようと思った。
・多文化共生のためには、他者を理解することが大事だと改めて学んだ。

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