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“おたより”

20230328

読書運動プロジェクト:朗読会「しあわせの、かたち。 ―ひとりひとりが願うこと―」を開催しました

読書運動プロジェクトの朗読チームによる「朗読会」を、2月26日(日)に神奈川近代文学館で開催。朗読チームの現役生とOGが、彩り豊かな名作を声だけで表現し、その魅力をお届けしました。

文学館と共催で行うこの朗読会は、3年ぶり11回目。久々の開催ということで、常連のお客さまからは喜びの声が聞かれました。

今回は、「しあわせの、かたち。 ―ひとりひとりが願うこと―」というテーマで、新美南吉『手袋を買いに』、江國香織『夏の少し前』、オスカー・ワイルド『幸福な王子』、角田光代『口紅のとき』の4作品を披露しました。

特に反響が大きかったのは、現役生・OG・講師が順に朗読した、『口紅のとき』。主人公が年齢を重ねていく連作短篇の世界を、年代の異なる8名で表現。「聞き応えがあった」「思わず涙がこぼれた」という声が寄せられました。

「練習の成果が表れている」「心に響いた」といった感想も多くいただき、出演者たちは次のステップへの意欲が一層増したようです。

附属図書館事務室

※読書運動プロジェクト、通称・読プロ。
 学生が主体となり、図書館を拠点として「読書」を個人的な経験だけでなく他者と共有・発信していく活動です。
 主な活動は、おすすめ本の展示や大学祭などでの各種企画の運営、朗読会の開催など。

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