01from ferris to you
“おたより”
20230317
3月5日(日)、公認団体GIS研究会(上條彩朱・中川智恵、共に国際交流学部2年)がチャレンジオープンガバナンス(COG)2022にて、セミファイナリスト10件に選考され、審査の結果、視聴者オンライン投票金賞を受賞しました。
COGは、市民・行政が一緒になって、問題を解決していくというコンテストで、2016 年から毎年実施されています。行政の透明性向上や市民参加の促進、データの活用など、オープンガバナンスの実現に向けた提案を行います。プロジェクトの実施期間は約4ヶ月で、学生や市民団体が提案したアイデアをもとに、実践的な課題解決に取り組みます。地方自治体や市民団体と協力して、地域の魅力の再発見や地域経済の活性化、持続可能なまちづくりのための提案が行われます。
アレルギーをもっている人は、時間が限られ、外食が多い昼食時には、自分の食べることのできるランチを見つけるのがとても困難です。そのため、昼食時の食品ロスや健康管理を含め、アレルギー当事者にも優しい仕組みを検討しました。自分たちだけでなく、食事を提供する人へのヒアリングを含め、両者が共に課題解決のできる仕組みをアプリとしてまとめて提案しました。
取り組んだ学生からのコメント:
COGに自分たちのアイデアを提案するに当たって、社会にはどのような課題があり、何が求められているのか、自分の考えを他者に伝え、賛同してもらうにはどうすれば良いのかを深く考える事ができました。また、ヒアリングすることで、見えてきたこともありました。実際に学食の方と市役所の方にお話を聞いたことで、自分達の課題だけではなく、広く解決できる課題として取り組むことができました。
セミファイナリストという結果を踏まえ、わかりやすい文章や図、スライドのデザイン、実現可能性、そして、市民と行政が一体となって課題を解決するというCOGの趣旨に、どれだけ則しているのかなど、今後の活動にも繋げられるフェリスの授業ではできない体験ができ、とても為になりました。これから、この提案をアプリとして実現するために、行動していきたいです。
チャレンジオープンガバナンス2022:https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2022/
受賞者一覧:https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/padit/cog2022/#winner
GIS研究会部長 内田奈津子(情報センタ―講師)