01from ferris to you

“おたより”

20230221

アンネのバラ再生プロジェクト:バラの育て方を専門家に学びました

本学に2003年に植えられたアンネのバラ(正式名称はスヴニール・ドゥ・アンネ・フランク、アンネ・フランクの思い出)は、これまで大切に手入れをされてきて、バラの寿命と言われる15年を超えて花を咲かせています。

一方でコロナ禍の間は十分にケアをすることができなかったために木が弱ってきました。今回の講習会「横浜イングリッシュガーデンのバラの育て方」では、イングリッシュガーデンの3000本近いバラを育てているスタッフのお一人川崎茉由さんに講師をお願いし、改めて世話の方法を学びました。

座学では、アンネの隠れ家の庭から持ち帰ったバラの種を品種改良しアンネの父親に捧げたという誕生秘話から始まり、1年間を通して病虫害対策の方法や施肥、剪定のことなど詳しく学びました。
実技では、冬剪定と施肥を全員で行いました。通常の剪定ではなく、弱っているバラの状態に合わせて剪定していく方法はとても難しかったです。

参加した学生からは、
「切る枝と切らない枝の見極めが難しい!でも楽しかった」
「いつもアンネのバラの前を通るたびにどのように育てられているんだろうと不思議だった」
「色々世話をしなければいけないので、植物も命なのだと感じました」
などの感想が分かち合われました。

咲いた花を楽しむだけでなく、咲くまでに多くの手間がかかっていることを知る体験は貴重な学びとなりました。
※アンネのバラ花壇はCLA棟前、Fカフェの近くです。

scroll to top