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“おたより”

20230124

本学学生が日本文化を英語で紹介するプレゼンテーションコンテストに出場しました

昨年(2022)12月17日(土)京都外国語大学(京都市右京区)にて京都外国語大学外国語学部英米語学科主催、第16回森田杯・英文毎日杯「ペアで紹介する日本文化英語プレゼンコンテスト~地域から発信する日本文化~」(協力:文化庁 地域文化創生本部)が開かれ、本学から文学部英語英文学科2年生2名、国際交流学部国際交流学科2年生1名の計3名(2組)が予選(書類・発音審査)を通過し、コンテスト本選に出場しました。本選では「地域から発信する日本文化」をテーマに各ペアが独自の視点でリサーチした成果を10分間のプレゼンテーションにまとめ、プレゼンテーションと質疑応答の全てを英語で行います。本学から出場した勝山・穴見ペア(いずれも英語英文学科)はTales of “The Three Evils”: Untold History of Yokai in Kyoto(「『三大悪妖怪』物語:京都の知られざる妖怪の歴史」)を、遠藤(国際交流学科)・白江(大東文化大)ペアはJapanese Charming Toy(「日本の魔法のおもちゃ(あかべこ)」)というタイトルで、それぞれが英語でプレゼンテーションを披露しました。

コンテストの準備にあたっては、夏休み後半にペア編成からスタートし、12月の大会まで約4ヶ月のあいだ準備を着々と進めてきました。学生にとっては初めての本格的なプレゼン大会ということでプレッシャーを感じつつも、原稿・スライド・発音のブラッシュアップに精力的に取り組み、本番を想定しての身振り手振りを交えての原稿暗唱、質疑応答への対応と、ときには大学に夜まで残って練習し、入念に準備を整えてきました。大会当日は審査員に加えて、外部からのオーディエンス、そして同時中継用のカメラを前に緊迫した雰囲気の中、本学代表のいずれのペアも堂々とプレゼンを最後までやりきりました。惜しくも上位入賞には届きませんでしたが、この経験を糧に今度さらに成長してくれることでしょう。

大会に参加した学生たちの声を紹介します。

勝山萌乃香(英語英米文学科2年)
「初めての挑戦でしたので、分からないことばかりで苦戦することや、大変だったことがたくさんありました。ですが、ペアの子と励まし合いながら、切磋琢磨し、支え合いながら一つのものを作り上げる、これがとても自分の成長になりました。本番、緊張のあまり、うまく言いたいことが言えなかったりしましたが、今回のような滅多に経験できない舞台で発表できたことが本当に良い経験だと強く感じています。応援してくれたみなさん、ありがとうございました。」

(写真提供:京都外国語大学)

穴見愛音(英語英米文学科2年)
「この大会を通して、英語を流暢に話すことの難しさと共に今の自分の実力を痛感させられました。思うような結果を残すことができず悔いが残ってしまいましたが、私の人生において大変貴重な経験となりました。さらなる高みを目指し尽力していきたいと思います。最後まで私たちを信じ指導してくださった橋本先生には感謝しかありません。ありがとうございました。」

(写真提供:京都外国語大学)

遠藤彩加(国際交流学科2年)
「まず何よりも、このような貴重な機会に選んでいただいたことを嬉しく思います。本番前の緊張も気づけば楽しさに変わり、熱意のこもったプレゼンができたと確信しています。今大会を通して、全国レベルの発表から得られた学びが沢山ありました。この学びを次の機会にも活かしていきたいです!最後に、応援してくださった皆さんに心から感謝しています。」

(写真提供:京都外国語大学)

今回願い叶わず大会本選への出場に届かなかった本学の学生も多くいました。苦労が報われず無念の気持ちも大きかった反面、チャレンジを通して新たな発見に出会ったり、チャレンジしたことを自信にかえて次の目標に向けてモチベーションを高めたりと、経験を前向きに捉えて動いています。学生の皆さんには、在学中に「殻」を打ち破るような未知のことに積極的にチャレンジし、自らの可能性をどんどん広げていってほしいと思います。そのためにも、日々貪欲に、新たな経験を求めて行動を起こしていきましょう。

今後もコンテストへの出場や、キャリアの開拓、そして海外留学など、志を高くもつフェリス生のチャレンジを、丁寧にサポートしていきたいと思います。最後に、出場にあたり本学英語英文学科教員の先生方をはじめ、言語センターのスタッフの方々から数多くの温かい応援メッセージと多大なご支援をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。

なお、大会当日の模様については、後日京都外国語大学のウェブサイトよりダイジェスト版の動画が公開される予定です。詳細は下記のリンクを確認ください。

参照リンク:https://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=sbWX7Qrm

全学教養教育機構 講師 橋本 真吾

(写真提供:京都外国語大学)
(写真提供:京都外国語大学)
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