01from ferris to you

“おたより”

20221011

「横浜音祭り2022」今年は2会場で参加しました(後編)

戸田弥生先生(ヴァイオリン)、藤村俊介先生(チェロ)、立神粧子先生(ピアノ)によるトリオ

横浜市で開催される3年に1度の音楽の祭典「横浜音祭り」、今年は初めてフェリスホールが会場に加わりました。

9月24日は6名の音楽学部教員による「フェリス女学院大学教員による室内楽コンサート」。午前と午後の2公演ともチケットは事前に完売し、多くのお客様にご来場いただきました。

午前の部には、阿部ちさと先生(トランペット)、土屋広次郎先生(バリトン)、三浦はつみ先生(オルガン)が登場。フェリスホールのオルガンの重厚さ、そこにトランペットとバリトンの華やかな響きが加わり、わくわくとした高揚感を感じていただけたのではないでしょうか。バッハのト短調フーガや、オペラ座の怪人など聴き馴染みのある名曲を盛り込んだ、楽しいプログラムをお届けしました。

午後の部は冒頭に藤村俊介先生(チェロ)が登場し、バッハの無伴奏チェロ組曲第2番で弦楽器の豊かな音色をホール全体に響かせました。その後には戸田弥生先生(ヴァイオリン)、立神粧子先生(ピアノ)が加わり、ブラームスのピアノ三重奏曲第1番を演奏。秋になるとブラームスが聴きたくなる方も少なくないのではと思いますが、まさにこの季節に味わいたい一曲をご堪能いただきました。

阿部ちさと先生(トランペット)
土屋広次郎先生(バリトン)、オペラ座の怪人の一場面
三浦はつみ先生(オルガン)
藤村俊介先生(チェロ)による無伴奏

また、本公演は音楽芸術学科〈ミュージックカルチャー&ビジネスゼミ(武井涼子先生)〉の学生16名が運営をサポートしました。「フェリス生らしい笑顔での対応がとても良かった」「アットホームな雰囲気が感じられた」とお褒めの声を多くいただくことができました。

今回の公演でフェリスホールに初めてお越しくださった方も多く、まさに《街に広がる音プロジェクト》のコンセプトどおり、フェリスの音楽が横浜の街に広がったことを大変嬉しく思います。
台風が接近し不安定な気候の中ではございましたが、ご来場いただいた皆様、そして開催にあたりお力添えいただいた横浜市の皆様へ心より感謝申し上げます。

ミュージックカルチャー&ビジネスゼミ


音楽学部公式Instagramでも当日の様子をご紹介しています。

音楽学部 演奏会室

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