“おたより”

7月29日に緑園消防出張所による普通救命講習会を実施しました。
本学では、学生が安心して課外活動に取り組めるように、毎年、緊急時対応に関する講座を実施し、適切な応急処置を学んでもらっています。今年は3年ぶりに消防署の方をお招きし、普通救命講習会を行い、公認団体（クラブ活動）の学生を中心に21名が参加しました。

講習では、事故が発生したときの初期対応の大切さ、救急隊員が到着するまでの間に適切な処置を施すことにより多くの人命が救助できることを座学で学んだ後、人形を使った心肺蘇生法（心臓マッサージ）やAED（自動体外式除細動器）の実践練習を行いました。講習開始前は「自分にもできるのだろうか？」と不安そうでしたが、3時間の講習を終えた後には、「家族や友人、身近な人と共有し緊急時に役立てたい」「危機管理に対する意識が変わった」などの感想が聞かれました。

受講した学生には、横浜市防火防災協会から「普通救命講習修了証」が交付されることになっています。講習会で身につけた知識で、いざという時に臆することなく救命活動に取り組んでくれることを願っています。