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“おたより”

20220728

6月23日(水)、ボランティアセンター は、宗教センターの協力のもと、アンネ・フランクの生誕日記念としてアンネのバラ記念礼拝を開催しました(於:本学・緑園チャペル)。

1929年6月12日にドイツのフランクフルトで生誕したアンネ・フランクは、ジャーナリストになることを夢に掲げながら、第二次世界大戦下の1945年2月、ベルゲン・ベルセン強制収容所にて発疹チフスが原因で亡くなりました。

以後、アンネ・フランクを平和の象徴として、1955年にベルギー人園芸家ヒッポリテ・デルフォルが品種改良した四季咲きのバラに、「Souvenir d’Anne Frank」と名付け1960年に発表しました(直訳すると「アンネ・フランクの思い出」、日本では「アンネ・フランクの形見」といわれる)。

本学では、2003年11月、本間慎・元学長を通して、当時NPO法人ホロコースト教育資料センター副理事長だった故・黒川万千代氏のご協力により、バラ育苗家の山室健治氏から「アンネのバラ」の寄贈を受けて緑園キャンパス内に「アンネのバラ園」を移植しました。

現在では、ボランティアセンターの学生スタッフが平和構築の願いを込めて定期的にアンネのバラの剪定、育成を行なっており、年に二度、本学チャペルにてアンネのバラ記念礼拝を開催しています。

アンネのバラの前で(写真左から本間 慎元学長(名誉教授)、堀尾藍コーディネーター、横山正樹名誉教授/2018年撮影)

今回は約 30 名の学生、教職員が礼拝に参加し、学生スタッフからは手作りしたアンネのバラのポプリを配りました。

アンネのバラは、本学緑園キャンパスにて、学生スタッフの元気な笑顔と共に平和構築の願いを込めて今後も咲き続けます。
この場を借りて、日頃から当センターの活動にご尽力してくださっている関係者に深くお礼申し上げます。

ボランティアセンターコーディネーター 堀尾 藍

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