01from ferris to you

“おたより”

20220706

学生の「やってみたい!」がリアルになった
〜語学と専門教育で得た力を糧に生まれた「7言語ムービー」

2021年春に言語センターがリニューアルされてから、1年が経ちました。今、言語センターのパブリックゾーンでは、「言語センター紹介ムービー」7言語版(日本語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・朝鮮語)が放映されています。これは、音楽学部4年生の黒木愛香さんを中心とした学生メンバーが企画・構成して自主制作した動画作品です。

日本語版ムービー

>言語センターとは
言語センターは、緑園キャンパスの7号館にある施設です。ここでは、各言語の書籍や映像資料などを取りそろえて、学生の語学学習のサポートを行っています。また、教員・先輩から30分無料でレクチャーを受けられる「語学学習カウンセリング」や、語学をテーマにしたゲームやパーティー等を行う「語学カフェ」が、和気あいあいとした雰囲気で開催され、授業とは一味違った語学学習の場としても活用されています。

>言語センターをもっと知ってほしい
黒木さんは、2021年度語学学習カウンセリングのLLA(Language Learning Assistant)として、後輩に英語の指導や学習方法のアドバイスを実施していました。その活動を通じて、「言語センターの活用方法をもっと多くの学生に知ってもらいたい!」と思うようになったことが、「紹介ムービー」企画の始まりでした。

>専門科目で得た知識やスキルを活かして
黒木さんは、音楽学部の専門科目(「専門ゼミ」「映像音楽制作ワークショップB」)で、映像と音楽を組み合わせた動画作品の制作を実践的に学んでいました。今回の「紹介ムービー」企画は、これらの専門科目で得た知識やスキルを活用する絶好の機会となりました。自分の持つスマートフォンやPCだけでなく、大学の設備もフル活用しながら、制作に打ち込みました。

>日本語と英語だけでなく、初習外国語5言語版も作ってみよう
当初は日本語版と英語版のみの動画を作るつもりでしたが、やがて、もっと多くの言語の吹き替え版もできたら面白いと思うようになり、初習外国語(フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・朝鮮語)を専攻する学生たちにも声をかけていきました。そうして集まったのが、各言語のインテンシブ・コースで学ぶ5名の学生たちでした。彼女たちの情熱が、7言語版ムービーの完成という形で結実したのです。

>個性豊かな7言語の音声と、字幕へのこだわり
「紹介ムービー」には、言語センターの案内人を務める「フェリサ」というキャラクターが登場します。7言語のそれぞれに異なる可愛らしいフェリサの声を聴き比べられるのが、この動画の魅力です。
また、字幕にもこだわりました。黒木さんは、各言語のメンバーが吹き込んでくれた音声の言葉の区切りや、映像との合致などに細心の注意を払いながら、字幕入れの作業を進めました(翻訳アプリでセリフの意味を確認しながらの作業でした)。「私にとってはとっても楽しいことでしたので、時間を忘れてやっていました。」

>黒木さんから学生へのメッセージ
「言語センターに来たら、ぜひフェリサがどこにいるか探してみてください! そして、言語センターの環境を存分に活用して、ご自身の語学学習に役立ててください! フェリサがみなさんをいつでもお待ちしております!」
(※言語センターの利用は本学学生および学内関係者に限られます。)

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