“おたより”

4月1日に入学式が行われ、4日から始まったオリエンテーションの最後のプログラムとして、7日に新横浜プリンスホテルにて学外オリエンテーションが開催されました。学外オリエンテーションとは、新入生が大学生活に対して抱える不安や悩みを解消するための機会として、先輩学生である「上級生リーダー」が企画・運営を行うプログラムです。今年度は、50人の上級生リーダーが試行錯誤しながら、約半年間をかけて新入生を迎え入れる準備をしてきました。

学外オリエンテーションは、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年度は中止、2021年度はオンラインでの開催となりましたが、2022年度は3年ぶりに対面で行うことができました。当日は、開会礼拝から始まり、卒業生による講演会、学科ごとに分かれてのプログラムなどで構成され、「新入生の不安が解消されて、大学生活が楽しみになるように」という思いを込めて、上級生リーダーが中心となり運営しました。コロナ禍において対面で友人を作りづらいという新入生のために、上級生リーダーが考えたアイスブレイクを行ったり、少しでも気軽に教員や上級生リーダーに質問ができるように質問コーナーを設けたりするなど、それぞれの学科ごとに特徴のある内容で盛り上がりました。朝の集合時には緊張した面持ちだった新入生も、プログラムが進むにつれてリラックスした様子で友人や教員・上級生リーダーと歓談する姿が見られ、大成功を収めることができました。

新入生からも「楽しかった！」「直接教員や先輩に質問ができて良かった」「自分も上級生リーダーのようになりたい！」などの感想が寄せられ、上級生リーダーの思いが伝わり、多くの新入生が前向きな気持ちで大学生活のスタートを切ることができました。

企画・運営を担当した上級生リーダーにとっても、コロナ禍で準備が大変なこともありましたが、新入生の気持ちに寄り添って企画し、当日は協力し合いながら臨機応変に運営するなど、とても貴重な経験となりました。

学外オリエンテーションにより、新入生にとっても、上級生リーダーにとっても素晴らしい一年の始まりとなりました！