02interview
“わたしたち”
20220329
2019年度 交換留学(サセックス大学)
国際交流学部 国際交流学科 2016年入学 A・U
留学に行っているのだから当たり前かもしれないが、思っていることがなかなか通じなかったり、文化の違いを感じることによるストレスは生活していく上で負担だった。たくさんあった問題の中での一番のネックは、やはり「英語」だった。イギリスに来て感じたのは、日本で自分がやってきた勉強はほとんど通用しないということだ。いくら勉強していたとしてもイギリスで使われる、「生の英語」には勝てない。リスニングはそんなに苦手ではないと思っていたのに実際に話しているのを聞いても理解できないことが多々あったし、スピーキングについては言おうとした言葉はあってもとっさに出てこなかった。
しかし留学中に問題ばかりだったかというとそうでもない。日本とは文化や学校の雰囲気などいろいろな違いがあって私もこうしたらいいんだな、とか、このようにしたらもっと日本でも皆が生きやすい世の中になるのではないか、と考えさせられたり、学ぶことが多く、たくさん刺激を受けた。留学するまでは、今よりも価値観が狭かったであろうが、いろいろな考えがあることを学んで前よりも視野が広くなったと感じる。
2019年度 交換留学(サセックス大学)
国際交流学部 国際交流学科 2016年入学 M・M
今回のイギリスへの交換留学は、私にとって大きな挑戦と冒険でした。そして、改めて、自分の周りにいる方々からの支えによって成り立っていたことを実感しました。もともと英語が好きであり、また、海外旅行にも何度か行った事があったため、異国の地に一人で飛び込んでもやっていけると想像していましたが、実際はその正反対でした。フェリスの友達を除くと、全く知り合いがいない状況で、文化も異なり、言葉もネイティブから言われたことがきちんと理解できない状況が続き、その上、明らかに形式的で、普段ネイティブの方が使わないような、英語らしくない英語を話しているが故に、相手側から険しい顔をされたりするなど、苦しい日々が続きました。
その為、毎日授業が始まる2時間前に大学へ行き、1人で授業の予習や基礎的な文法事項の整理、会話で頻繁に使う短い文章の暗記等を、図書館で行っていました。それ故に、イギリスで授業が始まって2か月を過ぎたころからは、語学コースで英語を第二言語として使っている方が、私に伝えたことを直ぐに理解して返答が出来たので、留学をするための準備や試験勉強も大切ですが、留学が出来たからそこゴールであるのでは無く、留学をより実りあるものにするための継続的な努力が一番重要であると考えられました。
2019年度 交換留学(西部カトリック大学)
国際交流学部 国際交流学科 2016年入学 K・S
私が留学中に意欲的に取り組んだことの一つは、人脈を広げることです。つまり、色々な国の友達をたくさん作ることでした。私はフランスに留学しましたが、特にフランス人のみの人脈を広げたいわけではなく、各国の人々と仲良くなるのが目標でした。結論から申し上げると、色々な国の友達を作るという目標は達成しました。しかし、フランス人の友達は作るのがなかなか難しかったです。フランスにいるのになぜ、と思われる方もいらっしゃるかと思います。実際は、フランスにいたからって、何もしなければフランス人の友達は作ることはできません。積極的にイベントに参加することで、気の合う友達ができ、その友達経由でまた新しい人脈を広げていきました。