02interview
“わたしたち”
20220329
2017年入学 F・I
今回の留学ではたくさんのことを学ぶことができました。一番の点としては、自分に適応力が身に着いたと感じました。この三か月を通してホームステイや新しい仲間と一緒に勉強した経験が自分にとっていいものになりました。言い換えれば、このような環境にいたことで自分の適応力が鍛えられました。また、留学というものは他国に行き、一人で勉学するということだと思います。すべてを一人で行わなければならないため自立せざるを得なくなります。つまりこの留学を通して、自身の自立と適応力を得ることが出来ました。
2016年入学 R・K
セメスターアブロードに参加して、一番大きな変化として現れたのは自発性や意欲でした。私は英語を話すことがとても苦手で嫌いでした。でも『英語を話せるようになりたい』という思いだけで、このセメスターアブロードへの参加を決めました。NZに着いてすぐ、ホストファミリーと出会った時、全く話せずに“Yes”とか“No”とかで、日本語だったらもっと話すのになあと思う反面、全然しゃべりませんでした。そのことに初めはショックが大きく、そのせいでしゃべれないと思われたくないからしゃべりたくない、と思うようにもなりました。でも、ある時から中国人の子が友達になってくれて話をしなければいけない状況になりました。私も、もっとその子と仲良くなりたいという思いから、つたない英語ではありましたが、「話すこと」に挑戦するようになりました。
「留学すれば話せるようになる」という考えも今ではおかしいと分かります。自分でやらなければ何も変わらないということを大きく学びました。
2016年入学 A・T
今回のセメスターアブロードに参加して、現地で英語だけでなく、ニュージーランド人、他の留学生から学べることが沢山ありました。
一つは発音です。もちろんニュージーランドに滞在しているので、キウイアクセントが主なわけですが、私と同じく留学のためにニュージーランドに来た他国の留学生の発音も最初ほとんど聞き取ることができず意思疎通が困難でした。しかし、お互い理解しようという努力があったため1ヶ月過ぎた頃には授業休憩の際、みんなでおしゃべりを楽しむなどコミュニケーションを円滑にすすめることができました。
次はモチベーションの違いです。正直、日本人学生のモチベーションは留学先では最底辺とも言えるくらい低いものです。そのモチベーションは一番スピーキングに顕著にあらわれると考えます。他の留学生は文法は気にしない、間違えても良いという精神で会話するのでどんどん話します。しかし、日本人学生は恥ずかしさや間違えることの恐れから話せません。教育にもいささか問題があるのかもしれませんが、これからわかるように勉強に対する意識が根本から違うように感じました。