03special

“よみもの”

20220324

独自の留学・国際交流サポートで、異文化に触れ、世界を見据える

グローバル化が急速に進む現代社会。複数の言語を使い分け、異文化を超えて社会に貢献できる人材が強く求められています。フェリス女学院大学では、学生の興味や関心、目的に応じた留学プログラムを多数用意。海外への渡航が困難となった期間も、新たな仕組みを駆使して国際交流の「場」をつくり続けています。今回は、留学・国際交流支援の内容を詳しくご紹介します。

フェリス女学院大学ならではの充実した留学制度

短期の留学プログラムとして「短期研修」「海外インターンシップ」「ELAP(English Language Acquisition Program)」、長期の留学プログラムとして「交換留学」「認定留学」「セメスター・アブロード」があります。フェリス女学院大学は小規模の大学でありながらヨーロッパ・アメリカ・アジア地域を中心に、20大学もの協定校を持ち、毎年多くの学生が世界各地で学んでいます。留学のチャンスが豊富にあり、一人ひとりの希望に応えられる環境は、本学ならではの特長です。昨今、コロナ禍により渡航が一部制限されていますが、長期の留学プログラムは派遣を再開。徹底した安心安全対策を講じながら、学生みなさんの海外での学びをサポートしています。

学内にいながら異文化に触れられる、国際交流の場を提供

本学で学ぶ海外からの留学生を支援することを目的に、学生生活のサポートを担う「メンター」、学生寮での暮らしを支える「レジデント・アシスタント(RA)」、留学生を学習面でサポートする「チューター」、日本語の習得をサポートする「ランゲージ・アシスタント(LA)」などの制度を設けています。これらの制度は、日本人の学生と留学生がともに学び、日常生活の中で交流する貴重な機会ともなっています。国内にいながら海外の習慣・文化を友人・クラスメートから直に学ぶ学生たちの姿が、キャンパスの各所で見られます。日本人の学生と留学生が同じテーマについて考え、意見交換を行うイベントも随時開催。CLA棟にある国際センターでは、留学生と交流できるラウンジを整備しています。誰もが気軽に訪れ、海外の学生とコミュニケーションを楽しむ場づくりに力を注いでいます。

学生の興味を広げる、オンライン国際交流プログラム

コロナ禍で海外留学のチャンスが制限される中、フェリス女学院大学では外務省の協力を得て、オンライン講座をシリーズで実施。インドネシア、スコットランド、スロバキアにある在外公館(大使館、総領事館)を同時中継でつなぎ、最新の国際情勢や外交政策について理解を深めました。また、ブルガリア、リトアニア、スペインの各大学で日本語を学ぶ学生とのオンライン交流会を開催。学生が異文化に触れる面白さを体感し、留学へのモチベーションを維持できるよう、さまざまな試みを続けています。今後はオンラインでの交流を日常の学びに取り入れ、留学と組み合わせることも計画中。新たなコミュニケーション・ツールを駆使して、国際交流の可能性はさらに広がっています。

個別相談から海外危機管理セミナーまで、万全のサポート体制

留学説明会や留学準備講座、個別相談の機会を年間を通じて数多く設けているほか、留学に役立つ最新情報をチェックできる資料コーナーも設置。昨今は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、世界各国の医療状況についての情報も収集し、留学する学生に向けて危機管理セミナーを開催しています。学科教員や国際センターの職員が、学生一人ひとりのニーズや希望に、丁寧にフォローできる体制は、小規模大学ならでは。それぞれの学生が望む留学が実現できるよう、きめ細やかなサポートで、安心して留学に踏み出すことができます。

scroll to top