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“おたより”

20220221

オンライン平和学習 ~広島の原爆被害について学びました~

2021年度後期は、3回シリーズで広島の原爆被害についてオンラインで開催しました。本来この平和学習は、ジャパンスタディーツアーとして、実際に広島へ行き平和記念資料館を訪れるのですが、今年度も新型コロナウイルス感染症の影響から、昨年度に引き続きオンライン開催となりました。

第1回目
11月18日
原爆や広島の被害について学びました。 各用語を留学生が理解できるよう、優しい日本語に直して説明。
第2回目
11月25日
主に留学生を対象とし、第1回目で学んだ知識をより深く理解できるよう、「夏服の少女たち」のDVDを視聴。
第3回目
12月11日
被爆者の方のご講話の拝聴
ディスカッション
テーマ:
「私たちが受けてきた戦争平和教育」
「未来のためにわたしたちができること」

被爆者の方からは、被爆したことを知られたくないという気持ちがあったこと、しかし、それが自分たちが受けたのと同じような悲劇を二度と起こしてはいけないという気持ちに変わり、被爆体験を語り始めたというお話をうかがいました。

被爆者の方のご講話の後、講話者やサポートで参加下さった広島の方を含め参加者全員でディスカッションを行うのがジャパンスタディーツアーの定番。ヨーロッパ、アジア各国からの留学生と日本でもそれぞれ異なる地域で育った学生たちが、学びを経て「私たちが受けてきた平和教育」を改めて振り返り共有し、「未来のためにわたしたちができること」についてまで話し合います。

参加した学生からは以下のようなコメントがありました。どの学生もしっかりと自分の言葉で説明する姿が印象的でした。

<参加者の意見>
・自分の国のことだけではなく、国際的に学ぶべき。自分の国のことを意見交換する場に積極的に参加してほしい。
・歴史を学んだからこそ未来について考えられる。刑務所が一番戦争の歴史として残っているところ。
・歴史を忘れてはいけないと信じている。歴史を忘れることは必ず新しい戦争をもたらす。
・過去から学ぶ意識が大切。学ぶというと授業などを思い浮かべるけれど、絵本からなど学び方も柔軟に考えたい。
・自分が学んだこと、知識を伝えることが大切だと思う。
・次世代に関心を持ってもらうこと、教育することが大切である。周りの人に影響を与えていきたい。

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