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“おたより”

20220202

国際交流学部で学ぶ地域文化⑤ 北京オリンピックに寄せて

まもなく北京で冬季オリンピックが開かれます。北京といえば、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。万里の長城、故宮、天安門、北京ダック、北京原人・・

いろいろあがると思いますが、北京の歴史についてはどうでしょうか?

北京の都としての歴史は古く、紀元前の戦国時代、燕の国の都がおかれたことから「燕京」とも呼ばれました。いまも北京でよく飲まれるビール「燕京ビール」にその名が残っています。

現在の北京は中国の政治の中心ですが、南京が首都となり、「北平」と呼ばれた時代もありました。また、元以前の王朝は、「長安(現西安)」や「洛陽」に都をおくことが多かった。地理的にみても、北京はやや北に偏っていて、漢民族ではない遊牧民たちの地域に近いですね。なぜ、北京が首都に選ばれたのか、そのことの影響にはどういうものがあるのか、考えてみるのも面白いと思います。

フェリス女学院大学は、北京にある世界的に有名な清華大学と協定を結んでおり、コロナ禍以前は毎年、留学生を派遣していました。また、夏休みには、北京大学の短期語学研修に参加する学生も少なくありませんでした。

語学研修では語学の学習だけでなく、万里の長城や故宮などの観光に行ったり、京劇を鑑賞したり、悠久の歴史を体験することができます。

わたしは毎年「中国近代史」や「中国現代史」の授業を担当しています。授業で中国の歴史を学んでから、北京を訪れたならば、よりいっそう歴史を興味深く感じられることでしょう。

北京オリンピックをきっかけに北京の歴史を学んでみるのはいかがでしょうか。

国際交流学部国際交流学科准教授 泉谷陽子

北京名物「ジャージャン麺」(2015年夏の短期研修にて)

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