01from ferris to you
“おたより”
20220128
12 月 14 日、ボランティアセンターでは、世界人権デー特別講演会として「河瀨直美と共に考えるジェンダー推進と社会の受け皿」を主催し、映画監督である河瀨直美氏にご登壇いただきました(対面と Zoom のハイブリッド開催)。
監督は、2007 年にカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞され、またユネスコ(パリ本部)の親善大使に就任されており、日仏におけるジェンダーに関する事例についてもお話しして頂きました。
当日は、約130名の学生・教員が出席し、「世界で活躍する女性のジェンダーに対する意見を聞けて良かったです。また、映画監督としての視点というのが面白いと感じました」「今後、就職活動などに向けてとても心の支えになるような充実した内容で、講演会に参加できたことを嬉しく思った」「魅力のある映画を作っていらっしゃるので、どのように世界(社会)を見ているのか、 また、どのような希望をお持ちなのか、を垣間見ることができたような気がします。 お話も明晰で、発せられる一言一言が、数多くのご経験によって裏打ちされた確かさ、温かさを伴っているのが印象的でした。 学生にとっては、このような『人として魅力のある方』との出会いが非常に大きく影響すると思いますし、大学としてその場を提供することは大切だと感じます」という感想を頂きました。
なお、当センターでは、学生のボランティア派遣・調整にとどまらず、プロジェクトの企画、講演会やシンポジウム等を主催し、社会的課題を紹介しながら、実践現場の背景について学ぶ機会も提供しております。