01from ferris to you

“おたより”

20220105

フェリスホールにて毎年恒例のオーケストラ公演を開催


音楽学部では11月と12月に2つのオーケストラ公演、「オーケストラ協演の夕べ」と「フェリス管弦アンサンブル定期演奏会」をフェリスホールで開催しました。

両公演とも、学内オーディションにより選抜された学生ソリストがオーケストラと協演します。オーディションへ参加できるのは最終年次のみですので、学部生にとっては4年間の、研究科生にとっては2年間の学びの集大成となる大舞台です。

感染対策として客席を撤去し、30名ほどのオーケストラ奏者がホール全体に広がる配置も、2年目ともなると見慣れた光景になってきました。

(昨年度の奮闘の様子はこちらをご覧ください)

なお、今年度は感染レベルが下がったことを受けて、関係者のみではありますが客席の一部を開放しての開催となりました。

今年度の「オーケストラ協演の夕べ」は学部生5名・研究科生2名の計7名(ピアノ、ヴァイオリン、フルート、トランペット、声楽)、「フェリス管弦アンサンブル定期演奏会」は学部生1名・研究科生1名の計2名(いずれも声楽)のソリストが出演しました。オーケストラをバックに演奏をするのは初めてという学生も多くいます。この舞台での学びは、卒業後の音楽活動にも十分に活かされることでしょう。

「フェリス管弦アンサンブル定期演奏会」のオーケストラ(フェリス管弦アンサンブル)は、「アンサンブル管弦楽」の授業を履修する学生たちによるオーケストラです。フェリスのオーケストラの授業は全学部の学生が履修できるため、音楽学部以外の学生も参加しています。定期演奏会ではソリストとの協演のほか、オーケストラのみの楽曲を演奏するのが毎年の恒例となっており、今年度はシューベルト『大交響曲(ザ・グレート)』を演奏しました。演奏時間50分以上にわたる大曲に、4月から取り組んできた成果を披露する舞台となりました。

いずれの公演も後日、音楽学部公式YouTubeにて一部を配信予定です。

音楽学部 演奏会室

シューマン:ピアノ協奏曲 撮影=藤本史昭
シューベルト:交響曲第8番《大交響曲》 撮影=藤本史昭
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より〈あたりは沈黙にとざされ〉 撮影=藤本史昭

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