01from ferris to you

“おたより”

20211025

受入交換留学生の「留学生活発表会」をオンラインと対面で行いました

フェリスで留学生活を送った交換留学生がその集大成として学内及び学外に向けて、自身の留学生活について日本語でスピーチを行う「留学生活発表会」。
新型コロナウイルスの感染拡大により留学生の受け入れが厳しくなっていますが、2020年10月に台湾の輔仁大学から迎えた2名の交換留学生が1年間の留学生活を終え、8月に帰国します。2人はフェリスでの留学生活についてこのように話していました。

「コロナが世界各地に広がる中で、昨年10月下旬にやっと日本に来ることができた。授業はオンラインで進められたので、メンター(留学生サポーター)の2人と会えたのは12月だった。今年に入ってからは登校でき、学校でも活動できるようになった。日本と台湾の寮生活は異なることが多くあったが、寮の学生は話しやすくて交流できたので、日本に留学していると実感した。国際課のイベントで印象に残っているのは昨年の秋の着物体験。台湾では紅葉を見たことがなく、「秋が来た」という気分を初めて体験できたので、着物も景色も深く印象に残っている。」

「台湾には女子大がないので、フェリスでの生活はすべてが新鮮だった。女子大は女子の教育(良妻賢母とか)を受けさせると思っていたが、最近の女子大は全く異なり、女子がやりたいことをできると感じた。一番感じたのは、女性は何でもできるということ。学生は学校の勉強だけでなく、いろいろな部活で活躍していて学外のほかの活動を行っている人もいて、学生全員が自分の思想と考えを持ち、自分と社会のために努力する姿に感心した。留学で得た出会いを大切に一緒に目標に向かって進んでいきたい。」

今回はオンラインと対面のハイブリッド型による開催だったので、オンラインで海外協定校の学生や学外の方々も参加してくださいました。そして対面の会場には、交換留学生2人と仲良くしていた日本人の友人や留学生が来ていました。

フェリスでピアノの授業を履修していた交換留学生が発表会の最後にショパンの曲を2曲演奏してくれました。新型コロナウイルス感染拡大による試練を乗り越えて、各々が前向きに活動している姿がとても印象に残っています。

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