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“おたより”

20210927

留学準備を始めよう!TOEFL iBT/IELTS 対策講座を開講しました

本学では、長期留学を希望する学生(主に1、2年生)に対する留学支援として、2014年度からTOEFL対策講座を、2020年度からはTOEFLとIELTS対策講座を開講しています(2020年度と2021年度はオンラインでの開講)。個人で受講する場合受講料が相当額かかる講座ですが、大学が受講料を一部負担することで比較的安価に受講することができるものです。

TOEFLとIELTSは海外留学(英語圏)に必要な英語力を証明する世界基準のテストです。本学の長期留学プログラムである「派遣交換留学」や「認定留学」の出願条件にもクリアすべきスコアが定められています。交換・認定留学を希望する場合は、出願時点(留学の半年~1年前)にそのスコアを取得していることが必要です。出願のためにはなるべく早くから検定対策の勉強をすることが大切で、その支援のひとつとして本講座を開講しています。

TOEFL iBT/IELTS対策講座では、テストの攻略法だけでなく、短期間でのスコアアップのための効果的な英語学習方法を学べます。スコアアップのためには、テストに対応できる力「テスト・スキル」とその土台となる「英語の地力」の二つの向上が不可欠です。授業では出題パターンを分析し、それに対応する効果的な解答の導き方を学習しますが、それと同時に英語力そのものを上げるための、語彙、文法、4技能の学習法も学びます。

2021年度前期の受講者からは、受講後のアンケートで次のような感想が寄せられました。

「独学では学べない内容で、特にスピーキングやライティングは試験に合わせた内容でアドバイスももらえて良かった。」
「単語力、長文読解やリスニング力が大変伸びたことが実感できた。」
「丁寧で優しい先生方で、一人一人に毎回コメントをくださり、間違えても大丈夫という雰囲気を作ってくださった。」

また、アンケートに答えてくれた受講生全員が、「この講座を薦めることができる」、「講座を受講して意欲が高まった」と回答しています。

講座を担当する講師は日本人とネイティブの先生が交代で担当し、前期の講座を担当した先生方からは「受講生はスピーキングのペアワークとライティングに力を入れて取り組んだ結果、特にスピーキングのスキルが伸びた」と講評いただきました。

世界各地において、新型コロナウィルス感染症の感染状況は今も収束していませんが、ワクチン接種が進み、治療薬の開発なども進んでおり、少しずつ状況はよくなっていくことが予想されます。このような状況において、文部科学省からも発表されているとおり、学位取得を目的とした留学だけでなく、大学間交流協定等に基づく海外留学プログラムも再開する動きがあります。

本学も長期派遣プログラムである交換・認定留学について、2022年2月~5月派遣プログラムから募集を再開しています。(実際に派遣を行うか否かについては派遣時期近くに判断します。)

2020年度はすべての留学プログラムを中止しており、募集自体、いつ再開できるかわからない状況でしたが、国際課では、留学を希望する学生の皆さんに「留学ができるときに備えて、早くから準備を始めておくことが大切である」と継続してお伝えしてきました。そして、多くの学生が海外渡航が難しいこの期間、大学生活におけるひとつの目標、夢である「留学」に向けて着実に準備を重ねてきています。

学生のみなさんにとって、本講座が留学準備の大切な一歩となることを願っています。後期も下記のとおり実施予定です。受講希望の学生のみなさんはFerrisPassportの掲示をチェックしてください。

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