01from ferris to you
“おたより”
20210920
国際センター主催で行っている茶道の連続企画、今回は7月9日に開催した「茶道」を通して「日本文化」について学生たちが考える会についてご紹介します。
キックオフミーティングから引き続き、東京品川を中心に「初心者向け」の茶会体験ワークショップを開催し、海外でのワークショップの開催実績も多い茶人、岡田宗凱先生を講師としてお招きして開催しました。
キックオフミーティング開催後、3回企画者の学生と岡田先生とミーティングを行い、どんな会にしたいのか、ゴールイメージなどを共有しながらワークショップを作り上げていきました。企画者の学生からは、「対話型」、「双方向、参加者も聞くだけでなく参加型になるようにしたい」、「興味を持ってほしい、誰かに伝えたいと思ってほしい」といった意見が出ていました。こうした意見を取り入れていき、当日に向けて準備を重ねていきました。
当日は企画者として参加していた学生が「日本文化」「茶道」「伝統」の3つのグループに分かれてそれぞれのテーマについて発表しました。今回の企画では、「茶道」「伝統」「日本文化」を自分の言葉で語れるようになるということが目標だったため、参加者も「茶道とは?」を自身で考えながら参加できるように、チャットに書き込んでもらう時間を作ったり、クイズ形式、事前アンケートといった方法も取り入れました。
今回のワークショップを通して茶道や伝統、日本文化について考えたことや知識を活かして8月のお茶会も楽しみました。
【岡田宗凱先生 プロフィール】
岡田宗凱(おかだそうがい) 世界茶会 主宰
1982年、東京生まれ。高校生から茶道を学び、洗練された日本の美である茶会を広めたいという想いから、2007年に「世界茶会」を立ち上げる。赤坂迎賓館にて国賓のおもてなし、海外VIPアーティストのプライベート茶会、国内外の商業施設でのイベントや企業での講演会、映像番組の協力など茶会を中心に活動は多岐に渡る。海外での茶会はNYをはじめ、これまでフランス、オーストリア、チェコ、南アフリカなど全10ヶ国(11都市)で開催。2020年3月よりコロナ禍でいち早くオンライン茶会を開催。空間を超えて、国内外へと茶の湯の魅力を発信・共有している。
著書に『茶道美人』(新人物往来社)
世界茶会 www.chakai.jp