01from ferris to you
“おたより”
20210706
前期には約1,440の科目が開講しており、その内遠隔でしか受講できない科目は約260科目(約18%)で、それ以外の約1,180科目(約82%)は対面と遠隔での受講が選択可能な「ハイブリッド型授業」で開講しています。
ハイブリッド型授業を支援する「学生サポートスタッフ」の記事はこちら
このハイブリッド型授業の実施状況を把握し、今後の授業改善へのヒントとするために、本学では2021年5月に全学生を対象としたアンケート調査を実施し、30.6%(773名)の回答を得ました。
ほとんど(約92%)の学生が「ハイブリッド型授業」を履修していると回答していますが、その内の約70%の学生が、「キャンパスで受講している」「キャンパスで受講することが多い」と回答しています。学年別にみると1年生:71.8%、2年生:84.6%、3・4年生はそれぞれ59.5%と62.3%となっており、多くの学生がキャンパスで授業を受けていることが確認できました。
こうした結果を受けて、6月には教職員を対象としたFD講演会「ハイブリッド授業の特徴について考える」を開催しました。
講演会では、3名の教員による事例紹介と、授業を実際に受講している学生からの発表がありました。各教員からは、周到な授業準備の様子、授業中の機材の使い方など、各科目の特性に沿った、他の教員の参考となるさまざまな授業運営の工夫に関する報告がありました。授業に出席している学生からは、授業中の様子の報告のほか、ハイブリッド授業全般に対する「もっとこうしたらよい」といったコメントもあり、学生・教職員で大変密度の濃い、有意義な時間を持つことができました。
フェリス女学院大学では、コロナ禍においても少人数教育の強みを活かして充実した授業を継続して行えるよう、今後も改善・向上への取り組みを続けて参ります。