“おたより”

「学生が選ぶインターンシップアワード」（運営事務局：株式会社マイナビ）は、学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシッププログラムを表彰するもので、今回が第4回目の開催となります。第4回は全国から421法人、523プログラムのエントリーがあり、優秀賞は5件が受賞、本学のインターンシップ科目「2020年度夏季キャリア実習」はそのうちの一つとなります。

本学は1996年に国内の他の文系女子大学に先んじてインターンシップ制度を導入。以来、「夏季キャリア実習」をはじめとする長期・短期のさまざまなプログラムを展開。海外でのインターンシップも行っています。

本学のキャリア実習の特徴としては、第一に、For Othersに基づく点、第2に、過去の参加者が次年度の実習生を支援する「ピアサポート制度」、そして第三にその就業体験が実際に限りなく近い点にあります。

参加学生は、キャリア実習において、受け入れ先、担当教員、就職課職員3者からのフィードバックを受けます。さらにインターンシップの体験を、学生本人の次のキャリアステップにつなげる仕組みも作っています。レポートの作成、報告会を通じて、自らの学びや気づきを言語化させ、グループワークを通じて、受け入れ先を含めて、インターンシップの意義を理解できるよう努めています。

参加学生からは、
「キャリアについて身近なことだと考えられるようになった」
「他の参加者の経験も聞き、様々な会社の形や働き方があることを実感し、より社会に興味を持った」
「仕事とは何かそして自分を理解することができ、得るものも大きかった」
など、将来自分が働く姿を想像できる機会となったばかりでなく、自分自身を確認することにもつながったというコメントが寄せられています。
そしてこの参加学生たちがピアサポーターとなって、次年度のキャリア実習参加学生を支えることになるのです。