“おたより”

本学の協定校、フィリピン大学ディリマン校と11月17日（火）、11月24日（火）14:00～15:00（フィリピン時間：13:00～14:30）にジョイント授業を実施しました。

第1回目は日本、マニラ、ニューヨークと3拠点を結び、フィリピン大学ディリマン校出身のニューヨーク在住ファッションデザイナー、そして2019年度NHK World Japan Kawaii International 6代目のKawaii リーダーでもある、Tracy Dizonさんによるご講演をいただきました。「Kawaii」文化がどのように日本に定着していったのか、Tracyさんが「Kawaii」ファッションを大切にしている背景などについてお話いただきました。Tracyさんのパワフルさや、「Kawaii」ファッションに対する情熱に本学の学生も多くの刺激を受けたようです。

Tracy Dizonさんのプロフィールはこちら（英語）
https://www.tracydizon.nyc/

第2回目は、新型コロナウイルスを取り巻くフィリピンと日本の状況について英語でディスカッションをしました。フィリピン大学の学生からは、新型コロナウイルスの影響で日常での行動制限がとても厳しいことや、最近発生した大型台風の影響で、各地で大きな被害や混乱を被っている様子を紹介していただきました。本学の学生からは、日本政府がGo Toキャンペーンを推進していること、観光地や自分の住んでいるところが以前と比べて変化があったかなどを伝えていました。

参加した学生からは、「海外の人と英語で話すのは緊張したが、新型コロナウイルスに関するフィリピンの若者の生の声を聞いてとても勉強になった」「英語を勉強するモチベーションが高くなった」など大変好評でした。オンライン授業はこうして遠く離れていても気軽に繋がれるのがメリットだと改めて実感しています。

第2回目の最後は、全員「やるぞ！」のポーズで記念撮影をしました

本学では、毎年JASSO（日本学生支援機構）の支援を受けて、フィリピン大学から学生さんを受け入れ、授業交流や国際交流を実施しながら関係を築いてきました。今年は受入が中止となり、今後もしばらくは従来のような国際交流は難しいですが、このような状況下だからこそ実現できる新しい国際交流を企画、提供していきたいと思っています。