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“おたより”

20201203

オンラインでのゼミにゲストをお迎えしました!~コロナ禍に負けないコミュニケーション基礎ゼミでの学び~

新型コロナウイルスの影響でオンライン授業が続く中、後期の勉強も大詰めとなってきました。1年生の必修科目であるコミュニケーション基礎ゼミ(担当教員:小ヶ谷千穂)では、今学期テキストとして学んでいる『ふれる社会学』(2019年。北樹出版)の編著者で、各種メディアでも活躍されているケイン樹里安さん(大阪市立大学都市文化研究センター研究員)をオンライン・ゼミのゲストにお迎えしました。

ミレニアル世代のための社会学入門書である『ふれる社会学』では、スマホ、飯テロ、スニーカー、就活、といった学生に身近なトピックを切り口に、社会学的なものの見方について学ぶことができます。私たちのコミュニケーション基礎ゼミでは、1年生が章ごとにグループに分かれ、テキストの内容から自分たちで導き出した論点を発表し、Zoomのブレイクアウト・セッションを用いてのグループ・ディスカッションを通して毎回学びを深めています。

今回は、テキストの編者のお一人であるケインさんをゼミにお招きして、各章で出た論点や疑問点について、担当学生が直接ケインさんに質問しました。若者にとっての「労働」の意味や、コロナ禍における新しいコミュニケーションの可能性と課題など、さまざまな論点について議論がはずみ、とても楽しい時間となりました。また、学生たちの作成したパワーポイントのプレゼンテーションの完成度の高さや考察の深さについて、ケインさんからも大変高い評価をいただきました。

大阪在住のケインさんに、ご研究やお仕事の合間を縫ってゲストに来ていただくことができたのも、オンライン授業ならではのことだと思います。今後も、対面授業とはまた違ったオンライン授業の魅力を活かした学びを深めていけるといいなと思っています。

文学部コミュニケーション学科教授 小ヶ谷 千穂

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