“おたより”

現在新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、各種留学プログラムは中止となっており、いつ安全な環境のなかで留学ができるようになるか不透明な状況です。
そこで、国際センターでは、学生に将来の留学を見据えて国際的な情報にさまざまに触れてもられるよう、外務省「外交講座」の協力のもと「留学準備教養講座」を3回シリーズで開催することとしました。

10月26日にシリーズ第一弾「インドネシアを知ろう」が開催されました。今回は、フェリス女学院大学、外務省、在インドネシア大使館がZoomで繋がり、学生も90名以上参加してインドネシア事情について学びました。

講座では在インドネシア大使館から参事官の方が、インドネシアの国土や歴史、政治、経済、日本との関係等についてわかりやすく説明してくださいました。インドネシアの食事情や国民性、現在のコロナ状況についての興味深いお話も聞けました。在インドネシア大使はInstagramでインドネシアの食事をよく投稿しているそうなので、インドネシア料理に興味がある人はフォローしてみるといいかもしれません。

インドネシアにはフェリスの協定校であるガジャマダ大学があり、政治・経済的にも日本と密接な関係にある国ですが、どんな国かあまりよく知られていないようです。本講座をきっかけに、学生の皆さんにはインドネシアについての学びを深めてほしいと思っています。

第2回は12月に「スコットランドを知ろう」、第3回は1月以降に「スロバキアを知ろう」を予定しています。

また、現在、図書館ではこの「留学準備教養講座」にあわせて「インドネシア」に関する展示を行っています。今後、「スコットランド」「スロバキア」についても順次、展示がされる予定です。

今回の様子は外務省の機関紙「外交」にも記事が掲載され、外務省のホームページにも掲載されています。