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“おたより”

20201029

後期授業スタート-英語英米文学科の「仕組み」

後期が始まり、授業も本格的になってまいりました。1年生は、語学の選択コースがスタートしました。2年生は、いよいよ専門ゼミを選択する時期です。3年生は、少しずつ卒業論文に向けてテーマや資料の収集が始まります。そして、4年生は、卒業論文のラストスパートです。そうした中、英語英米文学科は、10月より、アメリカ研究、アメリカ文学、映像研究をご専門とする新任の教員を迎え、より一層充実した授業科目を開講しています。そこで、今回は、英語英米文学科の魅力とその「仕組み」についてお話したいと思います。

英語英米文学科には、英語圏の言語・文学・文化・歴史・社会などに関する様々な分野を専門とする11名の教員が揃い、それぞれが「ゼミ」を担当しています。例えば、この夏、8月から10月に行われたWebオープンキャンパス(高校生対象)では、模擬授業のテーマとして、「スプラッシュ・マウンテンのテーマ変更からアメリカの今を考えよう」、「ウェンディは理想のお母さん?:『ピーターパンとウェンディから読み解くイギリス社会』」、「イギリスの芸術と文化-絵のような(Picturesque)風景を訪ねて」を取り上げました。

また、こうした専門的な知識の修得とともに、英語力を強化・育成する仕組みとして、Academic WritingやAcademic Listeningなどの英語運用能力強化科目や、セメスター・アブロード(英語英米文学科独自のニュージーランド留学プログラム)、サマー・アブロード(アメリカ、イギリス)、スプリング・アブロード(カナダ)といった、現地での研修、実生活を通して深い知識を修得する「現地実習」もあります。さらに、学生が主体となって開催される様々なイベント-英文学会講演会、卒業生による女性キャリアセミナー、卒論発表会等-が行われ、自主性、企画・運営能力、協調性などが養われています。
こうして、英語英米文学科では、豊かな知識と語学力を持って国際的に活躍する女性を育ててきました。卒業生の進路は様々ですが、企業に就職するほか、教員(高校、大学、インターナショナルスクールなど)・公務員になる、海外の大学院へ進学するなど、国内外において多方面で活躍しています。

英語英米文学科准教授 小泉 泉

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