01from ferris to you

“おたより”

20200825

遠隔授業&Zoom一年生オリエンテーション・交流会-英語英米文学科

暑い日が続いていますが、みなさん、お元気で夏休みをお過ごしですか?前期は、コロナ禍のもとで、これまでとは違う遠隔授業という授業形態の中、不安いっぱいで始まったセメスターでしたね。いつの間にか8月も終わりに近づいてきましたが、少しお疲れは取れましたでしょうか?9月を前に、改めて、前期の遠隔授業を振り返ってみたいと思います。

前期の授業は、誰もが初めて経験する状況の中で、手探りで始まりました。その一方で、教職員、学生ともに力を合わせ、精一杯力を尽くしたセメスターでもあったように思います。遠隔授業の方式としては、授業の内容と性質によって様々ですが、どの授業においても、先生方が、最も効果的な方法を模索し、これまで以上のお時間とお手間をかけて授業を行ってくださいました。課題の提示やオンデマンドによる授業、特に、新たなZoomの授業では、「ホワイト・ボード」を使用しての解説や、ブレイクアウト・セッションでのグループワークなど、特徴的な機能が活かされ、また、資料の提示・共有などは、対面式よりも素早く、見やすく、効果的であったように思います。学生のみなさんにとっても、これまでとは一味違う、多様性に富んだユニークな授業を受講することができたのではないでしょうか。一方で、新たな模索の中では、ヒヤヒヤすることも多くありました。でも、そんな失敗を、みなさんが「笑」に変えて盛り上げてくれた時は、フェリス生の素直で温かい心が伝わってきて、とても嬉しい瞬間を経験することもできました。そして、対面でお会いできない分、みなさんからの質問やレスポンスも増え、メールやFerris Passportなどを通しての「対話」が増えたようにも思います。

それでもやはり、特に一年生のみなさんにとっては、キャンパスに通ってお友達と勉学の時間を過ごすことができないのは、やはり残念ですね。英語英米文学科では、そうした一年生のみなさんを対象に、7月23日(木)、教員と副手さん、上級生リーダーとともに、Zoomオリエンテーション&交流会を行いました。一年生のみなさんに少しでも学科のことを知ってもらい、交流の機会を持っていただくこと、また様々な不安を少しでも解消してほしいと願い企画されました。一年生のみなさんにとっては、初めてお目にかかる先生方もいらしたことでしょう。また、頼りになる上級生リーダーの先輩にお会いできて安心された方、新しいお友達が増えた方もいるでしょう。全体での会の後、教員が退室した後も、先輩たちとの話で盛り上がったと聞いています。そして、何よりも、先生方のご専門分野を伺い、興味や関心をかき立てられ、今後の大学生活と勉学に向けてのモチペーションが高まったり、新たな目標を得た方もいるのではないでしょうか。後期も引き続き遠隔授業となりましたが、今後もこのような交流会などを通して、みなさんが豊かな大学生活を送ることができるように声援をお送りしていきたいと思っています!キャンパスでお会いできなくとも、みなさんを大切な英語英米文学科の一員としてお迎えしたことを嬉しく思っています。引き続き、安心して、楽しい夏休みをお過ごしくださいね。

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