01from ferris to you

“おたより”

20200714

7月月初の私費留学生ミーティングは4月にオープンしたラーニングコモンズを紹介するために図書館で行いました。

フェリスは4月に13人の私費留学生、1名のドイツからの交換留学生を迎えました。
留学生が多く集まり、ランチをしながら友達とおしゃべりを楽しんだり、チューターやランゲージ・アシスタントの学生と一緒に勉強をしたり――そんな賑やかな交流・交友の様子が、国際センター周辺エリアのいつもの風景です。
その中心にある国際課には、在籍確認や各種相談のためにいつも留学生が出入りしています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け遠隔授業が行われている今学期は、そんな風景がとても懐かしく感じられます。

そんななか、国際課では、留学生が大学での学びを支障なく継続できるよう、オンラインによる留学生のサポートを日々行っています。
4、5月は週1回、全留学生を対象としたオンライン・ミーティングを開催し、遠隔授業での学びが支障なくできているか、外出自粛期間中の生活や健康の状況など、留学生の日々の必要に対応するサポートを実施しました。
6月からは、私費留学生については、月初に全学年を集めてのミーティングを実施するとともに、在籍確認や学生支援緊急給付金の手続きサポート、大学独自の支援に関する情報提供を行っています。
その他、学年別ミーティングを随時開催し、引き続き留学生の学修・生活状況の把握に努めています。
1年生には在留資格の更新手続方法のガイダンスと支援、3、4年生には就職課の協力のもと「留学生向けの就職セミナー」の開催など、必要な情報提供とサポートも行っています。
今回、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって開始した留学生とのオンライン・ミーティング。窓口で顔を合わせるのとは趣が異なりますが、在籍年次別に留学生が集まることで、各年次生ならではの情報提供や相談対応を、効率よく実施することができています。

現在、交換留学生5名と私費留学生5名が居住している国際学生交流会館(学生寮)へは、国際課のスタッフが週1回訪問し、生活状況の把握や交換留学生の在籍確認など必要なサポートを行っています。また、交流会館には留学生の生活をサポートする日本人学生が2名、レジデント・アシスタントとして居住しており、感染防止対策に留意しつつ、日頃から楽しい交流が図られています。

その他、本学在学生による留学生サポート制度も、オンラインで盛んに実施されています。
① 留学生にとって最初の友達として生活サポートを行うメンター
② 同一授業を履修する留学生の学習サポートを行うチューター
③ 主に日本語学習のサポートを行うランゲージ・アシスタント

チューター及びランゲージ・アシスタントは、留学生から希望がある場合に本学在学生に向けて募集するものですが、今学期は遠隔授業ということもあり、例年に比べ非常に多くの留学生からこうしたサポート制度の利用希望が寄せられました。そして多くの日本人学生が、こうした制度を通して積極的な留学生との交流とサポート活動を展開してくれています。
国際課では、留学生サポーターのみなさんともオンライン・ミーティングを実施し、学修サポートの進捗状況や課題など随時ヒアリングを行っています。その様子についても、またブログでご紹介できればと思います。
現在、海外との行き来ができず、留学生の受入も派遣留学も困難な状況にあります。しかし国際課では、今、フェリスで学ぶ留学生のみなさんの日々の学びを精一杯支援するとともに、学内における国際交流の機会提供に努めていきたいと思います。

7月月初の私費留学生ミーティングは4月にオープンしたラーニングコモンズを紹介するために図書館で行いました。

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