01from ferris to you
“おたより”
20200407
今回はフェリス女学院の教育理念「For Others」についてご紹介します。
「For Others」は「他者のために」と訳すことができますが、これは自分のことだけではなく、他人のことも大切にして生きるという、キリスト教の教えから来ています。
「For Others」は、誰かが決めたのではなく、学院の長い歴史のなかで、誰が言いだすともなく語られるようになったスクール・モットーです。
写真はフェリスの緑園キャンパス7号館入口の写真です。
「For Others」のもとになっている新約聖書・フィリピの信徒への手紙 2章4節後半「めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい」がギリシャ語で書かれています。
フェリス女学院大学では、「For Others」(他者のために)を、さらに「他者とともに」と解釈し、「共生(=共に生きる)」の問題意識も大切にして現代のさまざまな問題に取り組んできました。
多文化共生や環境問題への取り組み、ボランティア活動、バリアフリー活動などがその一例です。
フェリスで過ごす学生生活のさまざまな場面で「For Others」の精神を感じとることができるでしょう。