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“おたより”

20180301

朗読会「わたしの、ものがたり。―現代女性作家のまなざし―」を開催しました

朗読はマイクを使わず肉声でお届します

読書運動プロジェクトのメンバーのうち朗読を活動の中心としている「朗読チーム」が、そのOGで構成される朗読グループ「すずの音(ね)」の皆さんとともに、冬晴れの2月12日(月・祝)、神奈川近代文学館のホールで朗読会を開催しました。文学館との共催で行うこの朗読会も今年で8回目を迎え、来場者数は過去最高の160名を記録し、大盛況でした。

今回は「わたしの、ものがたり。―現代女性作家のまなざし―」というテーマで、人気女性作家3名の作品をマイクを使わず肉声だけで披露しました。

朗読チームが読んだのは、安東みきえさん作『夕暮れのマグノリア』より「マーブルクッキー」と、角田光代さん作『Presents』より「名前」の2作品です。学生たちは昨年の秋からこの作品の練習に取り組み、本番では堂々と読み上げることができました。

また、先輩の「すずの音」は、本学の非常勤講師でもあるほしお さなえ先生作の『活版印刷三日月堂』より、「ちょうちょうの朗読会」をお届けしました。この作品は、先生が以前に「すずの音」の朗読を聴いてインスパイアされ、生み出されたお話だそうです。モデルとなっただけあって、心がこもった真に迫る朗読でした。公演の最後には、会場にお越しいただいていた作者であるほしお先生から暖かいお言葉をいただき、出演者は感無量のようすでした。

お客さまからも「作品に引き込まれた」「昨年より上手になった」という多くのご感想をいただき、出演者たちは次のステップへのさらなる意欲が増したようです。

図書館 K. M.

朗読はマイクを使わず肉声でお届けします

終演後、鈴木千秋先生を囲んで

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