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“おたより”

20180130

「慰安婦」問題に向き合ったゼミ生たち(コミュニケーション学科)

高麗博物館でチマチョゴリを着ました!

こんにちは。コミュニケーション学科の井上です。私の担当する専門ゼミナールでは毎年、慰安婦問題を扱う西早稲田にあるミュージアム(女たちの戦争と平和資料館、WAM)と新大久保にあるコリア(韓国・朝鮮)の歴史と文化を伝える高麗博物館を訪問しています。今回は、2017年12月の日曜日に実施しました。

女たちの戦争と平和資料館では、多くの日本人「慰安婦」がいたはずなのに、今まで一人しか加害者を告発するために名乗りを上げていなかった状況に向き合い、そこに焦点を当てた特別展をしていました(2018年7月まで開催予定)。
高麗博物館は、日本軍に組織され日本兵を対象とした「慰安婦」ではなく、強制労働等でコリアから動員された男性相手に「朝鮮料理屋」・産業「慰安所」で「慰安婦」にされていたコリアの女性たちに焦点を当てた企画展をしていました。

日本軍「慰安婦」だけでなく、多様な形で蹂躙されていた女性たちの実態の調査・研究が進んでいると感じました。ゼミ生たちも、「慰安婦」という語はニュースなどで聞いてはいたがその内実については「ほとんど知らなかった」、「日本人として知らないといけない事実だ」、「以前から興味があったので詳しく知れてよかった」など、それぞれ感想を述べていました。
高麗博物館では、チマチョゴリなども試着できます。それを着て記念写真。そして、その後は、韓国料理を食しながら、みんなで意見交換をしました。

文学部コミュニケーション学科教授 井上惠美子

女たちの戦争と平和資料館で説明に聞き入る学生たち

高麗博物館でチマチョゴリを着ました!

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