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“おたより”

20180125

「社会調査士」取得の勧め(コミュニケーション学科)

コミュニケーション学科で取得することができる資格の一つに、社会調査士があります。TVの視聴率やカードによる決済の購買記録、国勢調査の結果など、私たちは実に多くのデータに囲まれています。このような統計や調査結果を批判的に検討すると、世の中のことがよく分かるようになります。この資格は、そのための能力を身に付けたことを証明するものです。要は、調査のエキスパートになるための資格なのです。

この資格は、いろいろな大学でも取得できるようになり、現在注目を集めています。就職後に威力を発揮する知識や方法を身につけることができるのです。社会調査士のパンフレットによれば、就職活動前に取得見込みとなるのがベストなのだそうです。

コミュニケーション学科のカリキュラムは、社会調査士の資格を取得する科目を卒業要件に組み込んでいるために、学生は無理なく、この資格を取ることができるようになっています。学術領域としては、心理学や社会学の方法論に使用されるものがほとんどです。

昨年度、コミュニケーション学科では、16名が社会調査士に認定されました。今年度は、何名になるのか楽しみです。

これに加え、コミュニケーション学科では、国語、英語、社会、音楽の教員免許に加え、日本語教師の免許も取ることができます。ただ、社会調査士のようにカリキュラムに組み込まれていないため、履修授業数は増えてしまいますが、見事取得したコミュニケーション学科の先輩たちもいます。大学時代を勉強漬けで過ごすのも悪くないと思いますよ。

文学部コミュニケーション学科教授 諸橋泰樹

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